スタッドレスタイヤ 寿命の目安や交換時期の見分け方 安い時期と買い方や燃費 レンタルについて

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情報

降雪地域では冬に必須のスタッドレスタイヤ。

その寿命(交換時期)の見分け方や、安く買える方法や時期、夏タイヤとの燃費比較、レンタルという使い方について書いていきます。

 

 

 

 

スタッドレスタイヤとは

 

 

スタッドレスタイヤとは…ずばり、コレです。

「スタッド(鋲 びょう)」&「レス(無い)」&「タイヤ」

 

 

 

 

海外のラリーレースでは、雪道のレースでスパイクタイヤを履いて走っているシーンを見かけます。

日本でも、かつてはスパイクタイヤが主流でした。

 

 

 

 

スパイクによって削れる路面の粉塵被害等の理由から、現在はスタッドレスタイヤが主流となっています。

 

 

スタッドレスタイヤの特徴 夏タイヤとの違い

 

 

スタッドレスタイヤの特徴は、夏タイヤと比較すると分かりやすくなります。

最初は「柔らかさ」です。

 

 




 

 

 

 

 

ゴムの柔らかさにより、凍結した路面の表面にしっかり食いつき、冬場の運転を助けてくれます。

夏タイヤよりも柔らかい事が、1つ目の特徴です。

 

 

 

 

続いて2つ目は「ミゾの太さ」です。

夏タイヤに比べて、スタッドレスタイヤの方が太くなっています。

 

 

 

 

夏タイヤのミゾは、路面の水を排水する事が主な機能です。

スタッドレスタイヤのミゾも、排水は同じです。

が、凍結した路面に食いつきやすくする機能も持っています。

 

 

 

 

そして3つ目は「切り込みの多さ」です。

夏タイヤに比べると、スタッドレスタイヤには多数の切り込みが作られています。

 

 

 

 

これによって、より凍結した路面に食いつけるようになっています。

そんなスタッドレスタイヤの寿命について、書いていきます。

 

 




 

 

スタッドレスタイヤ 寿命の目安は?

 

 

スタッドレスタイヤの寿命の目安について書いていきます。

他の記事に、タイヤ(夏タイヤ)の寿命について書いています。(こちらも読んで下さい)

 

 

 

 

寿命の目安① 購入してからの年数(約3~4年)

 

 

スタッドレスタイヤの寿命の目安、1つ目は購入してからの年数です。

夏タイヤと同等ですが、長くても4年くらいが交換時期です。

 

 

 

 

特に柔らかいスタッドレスタイヤでは、走行によって熱が入ると徐々に柔らかさが失われていきます。

この柔らかさが失われると、凍結した路面を掴む力が弱くなり、走行性能が低下します。

 

 

 

 

「柔らかさ」というポイントにもなりますが、購入してからの年数(約3~4年)が目安です。

ちなみに、新品未使用のスタッドレスタイヤは、保管環境が整っていれば、製造後2年間は柔らかさがほとんど変わらないようです。

 

 

寿命の目安② タイヤの柔らかさ

 

 

1つ目の年数の部分でも触れていますが、タイヤの柔らかさも目安の1つです。

具体的には、タイヤ用の硬度計によって測る数値が目安です。

 

 

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硬度は数値が小さい程柔らかく、反対に数値が大きい程硬いことを意味します。

新品のスタッドレスタイヤは硬度40程度、交換目安になる硬度は60~とされています。

 

 




 

 

寿命の目安③ 溝の深さが新品時の50%以下

 

 

3つ目は、溝の深さです。

夏タイヤには、「スリップサイン」という交換目安があります。

 

 

 

 

スタッドレスタイヤには「プラットホーム」という目安が付いています。

これは、溝の中に一部高くなっている部分があります。

 

 

 

 

タイヤの表面が削れてくると、プラットホームがタイヤ表面と同じ高さになります。(プラットホーム露出)

これが意味するのは、溝の残り50%以下となり、タイヤの性能が低下していることです。

 

 

 

 

都道府県によっては、この状態ではスタッドレスタイヤと見なさない場合もあるようです。

プラットホーム露出になった場合は、速攻で交換してください。

 

 

寿命の目安④ 走行距離

 

 

4つ目の目安は、走行距離です。

夏タイヤについての記事にも書きましたが、夏タイヤは3万km程度が交換目安です。

 

 

 

 

スタッドレスタイヤは、特徴の柔らかさもあり、使用状況によって目安の走行距離は大きく変わります。

雪道を走る事がほとんどであれば、夏タイヤ同等の走行距離が目安になる場合もあります。

 

 

 

 

反対に、雪のない舗装路を走る事がほとんどであれば、夏タイヤよりも短い走行距離が目安になる場合もあります。(例 1~1.5万km)

この目安は、先ほどのプラットホームと一緒、と考えてください。

 

 




 

 

スタッドレスタイヤ 交換時期の見分け方について

 

 

スタッドレスタイヤの交換時期を、具体的な方法で確かめてみましょう。

夏タイヤの記事に書いている部分もあるので、スタッドレスタイヤに関して書いていきます。

 

 

 

 

スタッドレスタイヤの柔らかさ タイヤショップで測る

 

 

タイヤの柔らかさは、タイヤショップで測りましょう。

タイヤ専用の硬度計は、結構な金額で販売されています。

 

 

 

 

購入のハードルが高いので、タイヤショップで点検してもらいましょう。

可能ならば硬度計を借りて、自分でも測ってみてください。

 

 

 

 

タイヤのブロックの真ん中で測ってみるのが、ポイントです。

 

 

スタッドレスタイヤのプラットホーム 見分け方

 

 

次に、プラットホームが設置されている場所の見分け方です。

タイヤ側面に「↑」がついています。

 

 

 

 

この「↑」の方向のタイヤの溝を見てください。

プラットホームが見つけられます。

 

 

 

 

次に、溝の深さですが、ブリヂストンのブリザックでは、こんな調べ方があります。

100円を溝に差し込み「1」の数字が隠れない場合は、溝の残りが50%以下という事になります。

 

 

 

 

スタッドレスタイヤへの履き替え前に、目視でチェックするのが1番かもしれませんね。

もし、スタッドレスタイヤが交換時期になっていた場合は、買い替えを考えますよね?

 

 




 

 

スタッドレスタイヤ 安くなる時期と購入方法が存在した?

 

 

スタッドレスタイヤが交換時期になった場合、買い替えをする必要があります。

スタッドレスタイヤを意識するのは、テレビCM等を目にするようになってからの人が多いのではないでしょうか?

 

 

 

 

スタッドレスタイヤ 安くなる時期とは?

 

 

スタッドレスタイヤが安くなる時期があるのは、ご存じですか?

夏タイヤに比べて季節商品でもあるので、シーズン前やシーズン終わりが安くなるそうです。

 

 

 

 

タイヤショップなどでキャンペーンをしている場合は、11月辺りが多いです。

シーズン前に購入する場合は、9月がオススメです。

 

 

 

 

これから始まるシーズンに向けて、各種モデルなども揃っていたり、ホイールへの組替も時間が掛かりません。

シーズン終わりや、シーズンを外したタイミングでは、希望するモデル・グレードのものが手に入らない場合があるので、注意しましょう。

 

 




 

 

スタッドレスタイヤ 安く購入する方法は?

 

 

スタッドレスタイヤを安く購入する方法は、ずばり「ネットで買う」事です。

車の適用サイズさえ分かれば、実店舗で購入するよりも安く購入できます。

 

 

 

 

あとは、DIYでホイール組替したり、ショップ持ち込みで組替をしてもらえばOKです。

ネットショップでも、組替のチケットと一緒に販売している所もあるので、調べてみましょう。

 

 

スタッドレスタイヤ購入の経験談 86の場合

 

 

86は、前職で京都にいた時に購入しました。

京都市北部は、路面が凍結する事もあるので、冬場はスタッドレスタイヤに履き替えていました。

 

 

 

 

私がスタッドレスタイヤを購入したのは、ディーラーです。

17インチの夏タイヤを履いていたので、同じインチでホイール付では、当時の手取り月給分の金額でした。

 

 

 

 

あまりにも高かったので、担当さんに「高すぎ、無理」と、冷たく言い放ってしまいました。

担当さんには頑張ってもらい、インチダウン&ホイールのコーティング&この場でOKする事を条件に、もう少し安くしてもらいました。

 

 

 

 

当時は、担当さんから購入する以外は考えていませんでした。

タイヤショップやオートバックスなどで、見積出してもらっても良かったかもしれません。

 

 

 

 

地元に戻ってからは、スタッドレスタイヤは不要になりました。

購入してから4年経っていましたが、車好きの先輩が引き取ってくれました。

 

 




 

 

スタッドレスタイヤにすると燃費が悪くなる?

 

 

スタッドレスタイヤに履き替えて、燃費が悪くなる事はありませんか?

86の場合は、逆に燃費が良くなりましたが…(インチダウンの恩恵か?)

 

 

 

 

スタッドレスタイヤは、柔らかくグリップ力があります。

その上、夏タイヤより重量があります。

なので、スタッドレスタイヤは、夏タイヤよりも「転がりにくい」要素が多いです。

 

 

 

 

なので、特に雪のない、街中の舗装路を多く走る場合は、10%以上燃費が悪化する事が多いです。

燃費の悪化を抑えるには、以下の方法を試してみてください。

 

 

スタッドレスタイヤ 燃費の悪化を抑える方法① インチダウン

 

 

スタッドレスタイヤをホイールとセットで購入する場合に、インチダウンする方法です。

86の場合は、夏タイヤが17インチだったのを16インチにダウンさせました。

 

 

 

 

これによって、転がり抵抗が少なくなったので、満タン給油法で1km/L程度、燃費が良くなりました。

注意してほしいのは、やたらにインチダウンすると、実際の車速とメーターの速度が合わなくなることです。

 

 

 

 

修正する方法はありますが、手間や依頼すると工賃が余剰にかかります。

インチダウンする場合は、1インチまでにしましょう。

 

 

スタッドレスタイヤ 燃費の悪化を抑える方法② 低燃費スタッドレスタイヤにする

 

 

スタッドレスタイヤの燃費の悪化を抑える方法、2つ目は「低燃費スタッドレスタイヤにする」という方法です。

夏タイヤには、低燃費が特徴のタイヤが各メーカーで販売されています。

 

 

 

 

スタッドレスタイヤにも、低燃費にもフォーカスした商品が販売されてきています。

インチダウンと併用すれば、燃費の悪化をより抑える事ができそうです。

 

 




 

 

スタッドレスタイヤ レンタルという使い方

 

 

スタッドレスタイヤは、購入以外にもレンタルという使い方があるの、ご存じでしたか?

調べてみたところ、タイヤのサイズにより料金が異なりますが、購入するよりは安いです。

 

 

 

 

普段は夏タイヤで十分だけど、降雪地域へ行く必要ができた。

といった場合は、スタッドレスタイヤのレンタルという方法は向いているかもしれません。

 

 

 

 

スタッドレスタイヤのレンタルは、レンタカーのタイヤ版といった感じです。

  1. 予約(メーカーやホイールは選べないようです)
  2. 予約日前日に取付け
  3. 返却日に返却

 

 

 

 

諸注意についても、レンタカーと同じです。

  • 任意保険未加入車両は利用不可
  • 予約変更、取り消し、延長に手数料が発生
  • 破損等には原状復帰に係る金額負担アリ

 

 

 

 

イレギュラーが起こるくらいなら、レンタカーもしくはスタッドレスタイヤ買った方が安いかも…

ご自身の乗られている環境に合うか、考えてから利用しましょう。

 

 

スタッドレスタイヤ 空気圧やSUV用、駆動輪のみ装着等について

 

 

スタッドレスタイヤについて、様々書いていきます。

 

 

 

 

スタッドレスタイヤの空気圧は?

 

 

スタッドレスタイヤの空気圧は、夏タイヤと同じです。

たいていの場合は、運転席ドアに数値の印刷されたシールが貼られています。

 

 

 

 

空気圧は低くても、高くてもタイヤの性能を活かせません。

夏タイヤでも同じですが、こまめな空気圧チェックを忘れずに。

 

 




 

 

スタッドレスタイヤ SUV用について

 

 

スタッドレスタイヤには、SUV用と乗用車用の設定がされている場合があります。

調べてみると、SUV用のスタッドレスタイヤは雪道走行と耐摩耗性に強くなっているようです。

 

 

 

 

SUV車の方が、乗用車に比べて車重が重い事などが理由と考えられます。

SUV車用のスタッドレスタイヤでも、乗用車用として使用できる物もあるようです。

 

 

 

 

ちなみに乗用車用のスタッドレスタイヤは、凍結道路の走行に強いという特徴があるようです。

タイヤの特性と、スタッドレスタイヤで走行する道路の状態から選ぶことも大切ですね。

 

 

スタッドレスタイヤ 駆動輪だけ履くのは?

 

 

スタッドレスタイヤを駆動輪だけ履くのは、いいのか?

これは、スタッドレスタイヤにする意味が無くなります。

 

 

 

 

四輪で路面を掴むことができなくなるので、非常に危険です。

また、夏タイヤに比べてスタッドレスタイヤは制動距離が長いです。

 

 

 

 

半分の二輪だけで制動する状態では、制動距離がより長くなり、追突事故の原因になりかねません。

スタッドレスタイヤは、四輪に装着しましょう。

 

 




 

 

スタッドレスタイヤ 購入してする事は?

 

 

スタッドレスタイヤを購入(新調)したら、タイヤのウォームアップを忘れずにしましょう。

調べた所では、時速60km程度で約200kmの慣らし運転が必要のようです。

 

 

 

 

スタッドレスタイヤを新調する場合は、装着時期を考える必要があります。

シーズン前にウォームアップが完了できるように、逆算して装着時期を考えましょう。

 

 

 

 

たまに雪の降る地域であれば、オールシーズンタイヤでカバーできます。

例年積雪がある地域、ウィンタースポーツに毎年行く場合等は、スタッドレスタイヤの方がよいでしょう。

 

 




 

 

もちろん、タイヤ以外にもブレーキや灯火類のチェックやメンテナンスを忘れずに。

日常の点検が安全運転の最初の一歩です。

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コメント

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