ウォッシャー液のおすすめについて書いてみました。
選ぶ時に見るポイント、希釈に使う水について調べてみました。
車のメンテナンス、自身でしている事はありますか?
このブログサイトでは、DIYできる部分のメンテナンスについても記事を書いています。
DIYできるメンテナンスの中にも、簡単にできる事や、ハードルの高く感じる物、さまざまです。
今回は簡単にできる部分のメンテナンスなので、ぜひ実践してみてください!
ウォッシャー液 補充してますか?
ウォッシャー液の補充をした事はありますか?
私は、自分名義の車を持つようになってから、補充するようになりました。
(今まで乗ってた車は、いつ補充していたんだろうか…?)
ウォッシャー液は、フロントガラスやリヤガラスを洗浄するのに使います。
例えば、運転中に鳥のフンがフロントガラスに落ちてきた場合です。
ウォッシャー液とワイパーで、フロントガラスについた汚れを落とします。
ウォッシャー液の使用頻度は、人によって様々です。
例に挙げた様に、鳥のフンが落ちてきた時だけ使う人。
一方では、砂ぼこりが少し乗ってる程度で、使う人。
私は後者で、ウォッシャー液の減りは割と早いです。
おすすめのウォッシャー液について書く前に、まず残量の確認方法から書いていきましょう。
ウォッシャー液 タンク残量の確認方法
ウォッシャー液が、タンク内にどれくらい残っているか?
その確認方法をご紹介します。
ウォッシャー液のタンクは、エンジンルーム内にあります。
エンジンルーム内のレイアウトは、車種によって異なります。
それぞれの取扱説明書を確認しましょう。
この記事では、86の場合として書いています。
1 ボンネットを開ける
まず、ボンネットを開けましょう。
たいていの車は、運転席にボンネット開く為のレバーがあります。
86の場合、ボンネットの左ヘッドライト付近に、ウォッシャー液の補充口があります。
この補充口の下の部分に、タンクが設置されています。
↑蓋にウォッシャー液のマークがあります
車種によっては、タンクそのものが目視できる場所に設置されています。
タンクが目視できる場合は、タンク側面にメモリが付いています。
メモリには、「MAX― NORMAL― LOW―」と書かれている場合が多いです。
液面が「LOW―」以下の場合は、補充しておきましょう。
2 ウォッシャー液補充口のレベルゲージを引き上げる
次に、ウォッシャー液補充口のキャップを開けます。
すると、中にレベルゲージが入っています。
このレベルゲージを引き抜いていきます。
残量のあるメモリに、ウォッシャー液が付いています。
↑NORMALの少し下、まだ十分に残っています
補充口のキャップは、確認後にしっかり閉めておきましょう。
ホコリ等が入ると、ノズルやホースの詰まりの原因になります。
ウォッシャー液 選び方
ウォッシャー液の選び方について。
いくつかポイントがあるので、それぞれについて書いていきます。
1 ウォッシャー液の液性(中性 or アルカリ性)で選ぶ
1つ目のポイントは「液性」です。
ガラスの撥水コーティング剤の記事で、少し触れています。
販売されているウォッシャー液の液性は、中性か弱アルカリ性の物ばかり。
特徴を簡単に書いてみました。
- 中性 … ボディの塗装やワイパーゴムに優しい、安心して使える
- 弱アルカリ性 … 虫の死骸や鳥のフン等を落としやすい、洗浄力が特徴
経年によって塗装面が傷んでいる場合は、中性の方が安心です。
洗車頻度が多い場合は、洗浄力に優れた弱アルカリ性という選択肢もアリですね。
2 ウォッシャー液の希釈タイプ(うすめる or そのまま)で選ぶ
次のポイントは、ウォッシャー液を薄めて使うかどうか、というポイントです。
これは、車の使用環境も含めて考える必要があります。
ウォッシャー液は、凍結温度が0℃よりも低くなるように作られています。
希釈(薄める)の割合により、凍結温度が0℃に近づいていきます。
冬場の使用環境(特に最低気温)から選びましょう。
また、製品を選ぶ時にも、希釈割合と耐凍結温度の表示を確認する事も大事です。
製品によっては、耐凍結温度に優れたものあります。
特に冬場の最低気温が氷点下になる地域の方は、要チェックのポイントです。
また、そのままタンクに補充できる製品のほうが、手間が掛かりません。
希釈してコスパ良く使う方法、そのままタンクに補充して手間を掛けない方法、選択肢が多いです。
3 ウォッシャー液の効果(撥水 油膜取り 跡残りにくい)で選ぶ
3つ目のポイントは、ウォッシャー液の効果です。
ウォッシャー液は、ウィンドウガラスを綺麗にする事です。
綺麗にするだけではなく、撥水効果や油膜取り効果があると、運転環境は良くなります。
これも、使用する環境から選ぶのが確実です。
- 撥水効果 … ガラスの撥水コートを定期的にしない人向け
- 油膜取り効果 … 車の多い所を運転する頻度の高い人向け
- 跡残りしにくい … 黒、紺など、跡が目立ちやすいボディカラーの人向け
ざっくりと、書いてみました。
これは、あくまで参考です。
撥水効果のあるウォッシャー液には、シリコーンが使われています。
シリコーン系の撥水コーティングをしている場合は、相性が良さそうです。
油膜取り効果のあるウォッシャー液には、洗浄剤が含まれています。
跡の残りにくい効果のあるウォッシャー液には、純水が使われています。
純水が使用されているウォッシャー液を使う場合、希釈せずに使いましょう。
水道水で希釈してしまうと、純水にする為に除去されたミネラルなどが混入してしまいます。
希釈する場合は精製水等、不純物が除去された物を使用しましょう。
ウォッシャー液 水だけなのはNG?
ウォッシャータンクに、水だけを入れている人も、いるかもしれません。
これは、おすすめできません。
おすすめできない理由を、挙げていきます
ウォッシャー液に水だけがNGな理由① 凍結する
1つ目の理由としては、凍結して使えない場合があります。
ウォッシャー液の耐凍結温度は、氷点下以下に作られています。
車を使用する環境にもよりますが、0℃付近では水だけでは凍結してしまいます。
雪道を走行中にガラスが汚れて、洗い流そうとして、ウォッシャー液が出ない。
そんな事も起こりえます。
私には幸い、そういった経験はありません。
執筆前のリサーチでは、このような経験をされた方もいるようです。
ウォッシャー液に水だけがNGな理由② 詰まる
2つ目は、詰まりやすい、という理由です。
ウォッシャータンクに水だけが入っていると、藻やカビが発生しやすいです。
ウォッシャー液を使う頻度が多く、タンク内の入れ替わりサイクルが早いと起こりにくいようです。
ウォッシャー液を入れていても、使用頻度が極端に少ない場合は、ゴミなどによる詰まりに気を付けましょう。
1週間に1度は、ウォッシャー液を出すようにしましょう。
詰まってしまった場合は、ノズル・ホース交換、タンクを取り外しての洗浄の必要があります。
ウォッシャー液に水だけがNGな理由③ 綺麗にならない
3つ目の理由は、綺麗にならない、という理由です。
水で流れる汚れに対しては、それなりに効果を発揮します。
しかし、洗浄力が必要な汚れ(油膜などの油分)には、ウォッシャー液の方が効果的です。
かつては、泡立つウォッシャー液が多かった事もあるようです。
かえって視界が悪くなる事もあり、水だけ使用する方もいるようです。
最近のウォッシャー液は、泡立つ事もなく、洗浄力も十分にあります。
カー用品店などで、気になるウォッシャー液を試してみては、いかがでしょうか?
ウォッシャー液 純水や撥水 おすすめ5選
ウォッシャー液のおすすめ、純水使用や撥水効果のあるものをピックアップしました。
ZEPAN コーティングできるガラスウォッシャー剤
300円OFFクーポン ★ZEPAN ウォッシャー コーティングのできるガラスウォッシャー剤 ウォッシャー液 ガラス洗浄 つや出し ウォッシャー剤 油膜取り 汚れ除去 撥水 酸化防止 多機能 コーティング剤 曇らない 窓ガラス 車用 |
強い撥水効果のあるガラスウォッシャー剤
- 濃縮タイプ(原液50mlを10倍希釈)
- ワイパーゴム保護成分配合
- 強めの撥水力(レビューより)
- 液性は不明
- 保管期間は5年間
古河薬品工業 クリアウォッシャー液
超純水を使用したウォッシャー液
- そのまま補充するストレートタイプ
- 超純水使用、白残りや液ダレのシミが残りにくい
- 気化洗浄剤VAC配合で汚れも良く落ちる
- 液性は不明
- 耐凍結温度は-30℃
BMW純正 カーケア ウィンドーウォッシャー液
BMWの純正ウォッシャー液
- 不凍剤入り、ー63℃まで凍らない
- 高品質の清浄成分配合で汚れ落ちも良い
- 希釈して使用可、原液:水=1:2でもー11℃まで凍らない
- 液性は不明
CCI(シーシーアイ) スマートビューウォッシャー 撥水タイプ
【9/4〜9/11はエントリー+3点以上購入でP10倍】CCI シーシーアイ 170242 スマートビュー ウォッシャー撥水タイプ 2L |
撥水タイプのウォッシャー液
- 液性は中性、ワイパーゴムや塗装面に優しい
- 希釈可能、原液:水=1:2で-6℃まで凍らない
- 撥水効果で視界ハッキリ
- パウチパックでエコ
ソフト99 オールシーズンカラコウォッシャー
撥水コーティング剤「ガラコ」のウォッシャー液
- 撥水効果のウィンドウウォッシャー液
- 原液でー40℃まで凍らない
- 希釈可能、原液:水=1:2でー9℃まで凍らない
- マイルド処方で塗装やワイパーゴムに優しい
- パウチパックでエコ
純水使用のウォッシャー液を希釈する場合は、精製水を使用しましょう。
純水のメリットである、液残りが起こりやすくなります。
車の使用環境により、適したウォッシャー液が異なります。
残量やストックが少なくなってきたら、カー用品店や通販サイトで使用環境に適した物を探してみてください。
他の記事で、ウォッシャー液の補充の方法を書く予定です。
ガラスの撥水コーティングなどについても、記事を書いています。
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コメント
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