ウォッシャー液の補充方法や、入れ替え時の抜き方などについて書いていきます。
ウォッシャー液の使用頻度は、人によって様々です。
使う時になって出てこない、という事が無いように、残量の確認は定期的にしておきたいですね。
ウォッシャー液の残量の確認方法は、別の記事に書いているので、そちらを参照してください。
まず最初に、ウォッシャー液がでない場合の、原因の可能性について書いていきます。
ウォッシャー液が出ない ここをチェックしてみて
ウォッシャー液が出ない原因は、複数考えられます。
もし、そんな状況に遭遇した場合、落ち着いて考えられる原因を確認していきましょう。
原因1 ウォッシャー液が無くなった
1番に考えられるのが、残量が無くなったという可能性です。
単純にタンクが空っぽになった、だけなら補充すればOKです。
ただ、「昨日チェックしたら、NORMALまで入ってた」という場合は、要注意です。
何らかの原因で、タンクが破損してウォッシャー液が漏れている場合があります。
このような場合は、ディーラーなどでタンクの交換、もしくは補修をしてもらいましょう。
原因2 チューブ・ノズルの破損
2つ目は、チューブやノズルの破損の可能性です。
チューブの場合は、経年劣化による破損箇所からの液漏れが考えられます。
この場合、漏れたウォッシャー液がエンジン高温部分に触れて、臭いが発生します。
ノズルの破損の場合、主に目詰まりが原因です。
小さな穴なので、ノズルを交換するのが1番の解決策です。
ウォッシャー液には、エタノールが使われている物もあります。
チューブの破損の場合は、早急に新しい物へ交換しましょう。
原因3 ポンプの故障 ヒューズ切れ
3つ目に考えられるのは、ポンプの故障とヒューズ切れです。
どちらの場合も、ウォッシャー液を出す時のモーター音が聞こえなくなります。
ヒューズ切れの場合は、取扱説明書にヒューズの場所が載っています。
まずは、ヒューズ切れの確認をしてみましょう。
私は、これまで新車登録から10~15年、経過した車を乗ってきました。
その中で、ウォッシャー液が出ない、という事態には、幸い遭遇していません。
ウォッシャー液 補充方法
ウォッシャー液の補充方法について、書いていきます。
先に、注意する点がいくつかあります。
ウォッシャー液の補充 注意点① 混ぜるな危険
ウォッシャー液の補充での注意点、1つ目は混ぜないことです。
ウォッシャー液のパッケージにも記載されています。
ウォッシャー液の成分によっては、合わさるとドロドロになる事もあるようです。
現在使っている物と違うウォッシャー液に替える場合は、注意しましょう。
ウォッシャー液の補充 注意点② 高温時の補充は危険
ウォッシャー液の補充の注意点、2つ目は高温時の補充です。
ウォッシャー液には、エタノールが含まれています。
エンジンを止めた直後など、エンジンルーム内が高温の場合は、補充を控えましょう。
こぼれたウォッシャー液から発火する場合があります。
ウォッシャー液 抜き方
ウォッシャー液の抜き方について書いていきます。
※同じウォッシャー液を補充する場合は、スキップしてください
- 補充口からタンクまでのパーツを外します
- 手押しポンプを使い、タンクを空にします
- 外したパーツを戻します
- ノズルまでの残りを出す
車種によっては、補充口からタンクまでのパーツが外せない場合もあります。
その場合は、タンクの残量を使いきってから補充しましょう。
タンクが空になった後は、水を入れてすすぎましょう。
すすぎの後は、ウォッシャー液を入れていきます。
ウォッシャー液 希釈と補充
ウォッシャー液を補充していきます。
まず、希釈せずにストレートで補充する場合です。
ノズルなどが無い場合は、ペットボトルを使った漏斗(じょうご)を使うと簡単です。
次に、ウォッシャー液を希釈して使用する場合です。
今回は、原液:水=1:2で作ります。
ペットボトルを使う方法が、簡単でおすすめです。
86の場合、ウォッシャータンクは1.5Lの容量です。
なので、500mlのペットボトルで原液は1本、水を2本入れればOKです。
タンク容量は取扱説明書に記載されている車種もあるので、確認してみましょう。
継ぎ足しの場合も、1本のペットボトルに作れば簡単です。
ウォッシャー液 希釈に使うのは水道水?精製水?
ウォッシャー液の希釈に使う水について書いていきます。
ずばり、精製水を使うのが1番です。
精製水とは、ろ過された純度の高い水の事です。
水道水には、ミネラルなどが含まれています。
このミネラル分が、液跡として残ります。
純水を使用したウォッシャー液が、液跡が残りにくいのは、これが理由です。
今回は、ウォッシャー液の補充方法について書きました。
ウォッシャー液の残量の確認方法などの記事も書いています。
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