タイヤのサブスクサービス「Mobox」が登場しました。
メリットなどについて、タイヤの交換時期を含めて考えてみました。
タイヤのサブスク「Mobox」とは?
ブリヂストンから、乗用車用タイヤのサブスクリプションサービス「Mobox(モボックス)」が開始されました。
サブスクなので、月〇〇円という定額で、新品のタイヤを付けれるだけではなく、様々なサービスが受けられるというもの。
HPで調べてみると、契約期間2年間に2つのプランが選択できます。
プランは、ライトとスタンダードの2種類があります。
「センターフィット」は、ホイール取付け時に、車軸の回転の中心とホイールの中心が重なるように精密に取付けるサービスです。
これには、タイヤの編摩耗や騒音・振動を抑制する効果があります。
窒素ガスについては、別の記事に書いています。
「安全点検」は、外傷や溝の残り、空気圧などを点検することです。
特に、高速道路などを使って遠出する時には、安心できるサービスの1つです。
タイヤのサブスク「Mobox」の価格は?
Moboxの価格について書いていきます。
HPには、月額957円~と記載されています。
月額の価格は、車両とタイヤタイプとプランによって決まります。
例えば86の場合は…2600円くらいです。
DAYTONというタイヤは、ブリヂストンが100%出資している子会社のアメリカのタイヤメーカーです。
子会社ではあっても、中身としては必ずしも一致しませんので、ご注意を。
コスパに優れているタイヤで、MoboxのWebでの申し込み可能なタイヤです。
これ以外のブリヂストン製のタイヤでは…
- ECOPIA(低燃費タイヤ)
- Playz(雨に強い)
- POTENZA(スポーツ走行に最適)
- REGNO(ハイグレードなタイヤ)
(86の場合)
…が選択できます。
価格については、プランに対応している店舗で確認する必要があります。
HPでプラン対応店舗の確認ができます。
お近くのタイヤ館、COCKPITが対応しているか、確認してみましょう。
タイヤのサブスク メリットは?
タイヤのサブスクのメリットについて、考えてみました。
- 無制限の安全点検
- 窒素充填無制限(スタンダードプラン)
- パンク補償
安全点検は、ディーラーやセルフチェックでも可能ですが、タイヤのプロにチェックしてもらうのは安心できますね。
また、空気圧は燃費や乗り心地にも影響するので、点検は大切です。
窒素充填についても、ガソリンスタンド等で充填してもらう場合は、2,000円程度が掛かります。
窒素は抜けにくく長持ちしますが、無制限に充填してもらえるのは心強いです。
パンク補償については、1本でもパンクした場合、1回に限りタイヤ4本を交換してもらえます。
タイヤの溝の減り具合によっては、もったいない場合もあります。
しかし、追加で費用が発生せずに4本とも新品になるのは、お得に感じます。
タイヤのサブスク デメリットは?
続いては、タイヤのサブスクのデメリットについて考えてみました。
- 割高な場合もある
- ブリヂストン製以外のタイヤは選べられない
- スタッドレスタイヤの選択肢がない
割高な場合は、あまり距離を乗らない場合などです。
金額的な面で考えてみると、自分で購入して取付けた場合とほぼ変わりません。
契約期間的な面では、2年でサービスが終了してしまうので、3年目以降は自身でメンテナンスをしていく必要があります。
契約期間満了時に、交換目安となる走行距離や溝の残り具合であれば、新規に契約し新しいタイヤに履き替える事ができます。
タイヤの選択肢には、サマータイヤとオールシーズンタイヤのみとなっています。
冬場はスタッドレスタイヤが必要という場合は、タイヤのサブスクは割高になります。
タイヤのサブスク お得になる走行距離は?
タイヤのサブスクを使用る前提で、契約満了時にタイヤ交換の目安に達する目安(走行距離)を考えてみました。
別記事に書いている、タイヤの交換目安を参考に計算をしてみました。
交換目安の限界の溝の残りまでの、おおよその走行距離は約32,000kmです。
これを2年間の中で走行する場合…と考えてみました。
月平均の走行距離として約1,300kmでした。
例えば、週5日の通勤の場合では、往復約65kmです。
路面状態等の要素により変動はしますが、走行距離が多めの場合はサブスクを利用する方が、お得かもしれません。
タイヤのサブスク こんな人におすすめ
タイヤのサブスク、こんな人は検討してみてはいかがでしょうか?
- 月間の走行距離が1,300km以上
- タイヤ等の費用は抑えたいが、メンテナンスも大事
余談ですが、タイヤ関係で私が経験した事を少し載せてみます。
車のタイヤ 私の経験談
車のタイヤに関する経験談、1つ目は「バランス崩れてるのは怖い」です。
タイヤの経験談① バランス崩れているタイヤは怖い
タイヤは、どこも同じ素材ですが、重量的には微妙にバラツキがあります。
なので、ホイールに取付ける時は、マークがついている箇所を特定のホイールの場所に合うように取付けたりします。
ショップなどでは、バランサーを使用して、バランス取りをしてくれます。
ただ、タイヤやホイールの質によっては、どうしてもバランスが取れない物もあります。
いわゆる、”ハズレ”というやつですね。
免許取り立ての時の実家の車が、まさにソレでした。
知り合いのタイヤ屋に、安い海外製のタイヤを付けてもらった時がありました。
きっとバランス取りも実施していたと思います。
しかし、高速道路を走っている時に、ある速度域に入るとガタガタという音と振動が出てきます。
この現象が起きてから、何度もタイヤバンスを取り直してもらいましたが、解消はしませんでした。
高速度域で走行している事もありますが、普通に怖かったです。
タイヤの質と、バランス取りして取付けしてもらう事の大切さを学びました。
もう1つの経験談は「ガリったタイヤ&ホイールは高かった…」です。
タイヤの経験談② ガリったタイヤ&ホイールは高かった…
これは、86が納車されて4年目くらいの時の事です。
ドライブで出た先で、縁石にフロントのタイヤ&ホイールを、しっかり目にガリってしまいました。
誰も巻き込んでいなかったのは幸いでした。
しかし、ショックは大きかったです。
もぼx
結局この時にガリった、フロントのタイヤ&ホイールは、新品に交換する事になりました。
これは、痛い出費になりました…
この時ラッキーだったのは、他のタイヤの溝も十分にあったので、4本交換の出費を避けられた事です。
パンクではありませんが、Moboxではパンクの場合は新品交換してもらえるのは、ありがたいですね。
サービスの範囲についても、ぜひ調べてみてください!
↓一緒にこちらも読んでください。↓
『自宅でタイヤの空気入れ 電動空気入れ「エアロッド」について』
コメント
[…] 『タイヤにもサブスクが登場! Moboxにいて調べてみた』 […]