ETCマイレージサービスって、ご存知ですか？
登録やポイントの交換について調べてみました。
※この記事は「ETCマイレージサービスウェブサイト」を参照して執筆しています
※参照URL「https://www.smile-etc.jp/」
帰省や出張、旅行で遠方に行くときに使う高速道路。
ＥＴＣはゲートを通過するだけで有料道路に入れる便利なアイテムです。
そんなＥＴＣにはマイレージポイントと言うシステムが存在します。
私も今まで知らずにＥＴＣを利用してきました。
少し損した気分です…
ＥＴＣマイレージサービスとは？
ETCマイレージサービスとは、以下のようなサービスです。
- ＥＴＣの利用でポイントが貯まる
- ポイントは通行料に還元できる
- 「平日朝夕割」の対象になる
- 登録が必要(無料)
- カードを3枚まで登録可能(条件あり)
登録したカードの利用によってポイント(マイレージ)が貯まるというサービスです。
それぞれ細かくご紹介いたします。
ETCマイレージサービス① 利用でポイントが貯まる
1つ目「利用でポイントが貯まる」について。
以下の内容です。
- 登録したETCカードで対象の道路を通行
- ポイントは翌月(20日)に付与※翌々月の場合あり
- 道路事業者毎にポイント付与、合算されない
- 月間利用額に応じてボーナスポイントあり
- ポイント有効期限は付与された年度の翌年度末まで
ポイントの付き方も道路業者毎に設定されています。
道路業者は以下の通りです。
- NEXCO東・中・西日本(1pt=10円)
- 宮城県道路公社(1pt=10円)
- 本州四国連絡高速道路株式会社(1pt=10円)
- 愛知道路コンセッション株式会社(1pt=100円)※α
- 神戸市道路公社(3pt=50円)※α
- 広島高速道路公社(1pt=100円)※α
- 福岡北九州高速道路公社(1pt=100円)※α
※1.と2.は合算されます
※α…月間利用額によりボーナスポイントあり
通行する頻度の多い高速道路ではメリットが大きい様に感じます。
ボーナスポイントの設定の無い業者もあるので注意が必要です。
次に、ポイントの還元についてご紹介いたします。
ETCマイレージサービス② ポイントは通行料に還元できる
付与されたポイントは通行料に還元できます。
これもポイントの付け方同様、道路業者毎に設定されています。
ポイントの還元の単位設定は以下の通りです。
(番号はポイントの付け方の業者名の番号)
- 1.2.3.
- 1000pt→500円
- 3000pt→2500円
- 5000pt→5000円
- 5.
- 200pt→100円
- 4.6.7.
- 100pt→100円
以下はポイントの還元額の特徴です。
- 還元額は合算できる
- 多くの有料道路にも使える(ポイントは付与されない)
- 還元額の有効期限は無い
貯まったポイントを利用する場合には、注意点があります。
こちらも押さえておきましょう。
ETCマイレージサービス ポイント還元額の注意点
ポイントの還元額の注意点は以下の通りです。
- 登録取消の場合に還元額も消滅する
- 複数カード間の還元額、ポイントは合算できない
- ポイントを還元額に交換する手続きが必要
ETCカードの登録が取り消される場合、ポイントや還元額も消滅します。
ルールに則った利用をしましょう。
ETCカードを最大3枚登録できます(条件あり)。
登録されたカード間でポイントや還元額を合算することはできません。
ポイントは自動で還元額に交換されません。
(自動交換サービスもありますが)手続きが必要です。
手続きについても少し触れておきましょう。
ETCマイレージサービス ポイント交換について
ETCマイレージサービスのポイント交換の方法は以下の4つです。
- 自動還元サービス
- マイページ
- 自動音声ダイヤル
- ETCマイレージサービス事務局への電話
※4.は登録者本人による電話のみ有効
①自動還元サービス
一定のポイントを毎月20日に還元額へ交換してれるサービスです。
手続き方法は上の2.3.4.で設定できます。
マイページで簡単に設定てきます。
該当する項目のラジオボタンを「サービスを希望する」に変えるだけ。
注意点は、道路業者毎に交換できる単位が設定されている点です。
ポイントが単位に満たない場合は自動で交換してくれません。
そのままでは有効期限が切れて失効する場合があります。
手動での交換手続きをする必要があります。
道路業者の交換単位は1000ptや5000ptが設定されています。
②マイページでの交換
ポイントをマイページで交換できます。
方法は…
- マイページにログイン
- 上部タブ「ポイント」をクリック
- 交換するポイント数を入力
- 内容を確認し「次へ」や「OK」をクリック
- 手続き後、20日にポイントは還元される
先述の通りですが、道路業者ごとにポイントの交換単位が違います。
ポイント交換の手続き後は変更が出来ない点にご注意ください。
また、還元後はポイントに戻す事ができません。
③自動音声ダイヤル
次に自動音声ダイヤルでの交換です。
これにはマイレージIDと自動音声ダイヤル用パスワードが必要です。
ダイヤルサービスは24時間対応なので、いつでも交換の手続きができます。
手順のPDFがウェブサイトに公開されています。
４つ目の事務局への電話では、本人が電話する事が必要です。
電話が混み合う場合があります。
ETCマイレージサービス 新規登録してみた
実際にETCマイレージサービスに新規登録してみました。
順調に登録…と思いきや、中古車ならではのエラーに遭遇しました。
手元に用意しておく物は以下の通りです。
- ETCカード
- 車載機セットアップ証明書
大まかな流れは以下の通りでした。
- 規約に同意
- 仮登録(メールアドレスと画像認証)
- （本登録）氏名等の情報を入力
- 登録完了？
※執筆時はエラーメッセージで登録完了にたどり着けていません
揃いましたら、ETCマイレージサービスのWEBページを開きましょう。
WEBページの「新規登録」から該当ページへ移動します。
新規登録の前に確認事項が表示されます。
該当しない場合は「新規登録」を押します。
1.規約に同意
最初に利用規約に目を通します。
規約に同意できる場合は「同意する」にボタンを付けて「次へ」を押します。
（同意しないと先の登録へ進めません）
難しい言葉で文量も多いので敬遠されがちな規約。
大切な事も書かれているので、熟読が理想です。
一通り目を通して、気になった所をよく読んでみましょう。
2.仮登録
規約に同意した後は、仮登録の情報入力です。
メールアドレスと画像認証です。
画像認証は表示されているアルファベットを入力するというもの。
様々なフォントで表示されているので、見ずらい場合は別の画像を表示させましょう。
仮登録が完了すると、メールが届きます。
メールの文面にあるリンクから本登録のページへ進みましょう。
3.本登録（氏名等の情報入力）
届いたメールのリンクから本登録の情報入力をします。
ここでETCの車載器管理番号やカード番号を入力します。
ETC車載器のセットアップ証明書を参考に入力します。
情報の入力の他に、ポイント自動還元の設定もできます。
私はポイント自動還元サービスを希望にしておきました。
その他、ポイント残高や自動還元の受信設定ができます。
最後にインターネットと自動音声ダイヤルのパスワードを設定します。
入力が終わったら「次へ」を押します。
カードの番号など、注意して入力しても間違っている場合があります。
その場合は、登録内容確認の画面ではなくエラー画面が表示されます。
4.登録完了？
先ほどの情報入力の内容を確認して、間違いが無ければ「登録」を押します。
これで登録完了？と思われます。
（おそらく登録完了メールなどが送られてくるのでしょう…）
中古車ならでは？ エラーメッセージについて
私の場合は「登録」ボタンを押した後に次の画像が表示されました。
８６から乗り換えたNXは中古車です。
NXの前のオーナーがマイレージサービスに登録していたようです。
登録する為にサイト内のQ&Aを確認してみました。
Q&Aから他のQ&Aへ飛んでみました。
今回の私の場合と、カード追加登録の場合でエラーメッセージが出るようです。
今回の場合では「事務局に問い合わせて！」という事でした。
さっそく問い合わせしました。
問い合わせでは以下の事を質問されました。
- 名前
- 住所
- 車載器管理番号
- セットアップ完了日
- 電話番号
- 車の入手経緯（知人から譲渡？販売店で購入？）
事務局の人に伝えて一度電話を切って待機します。（30分程度）
登録しようとしている車載器が登録可能かを調べる、との事でした。
30分程してから電話があり、登録可能との連絡でした。
再度、メールのリンクから本登録の入力をしました。
そして「登録ボタン」を押して登録完了です。
登録内容は変わりませんが、ページ上部の文言が変わっています。
登録しているメールアドレスにマイレージIDが記載されています。
このIDと本登録の入力で設定しているパスワードでログインができます。
余談ですが、2024年元日から居住区の行政区名が変わりました。
本登録では新しい行政区名での登録を、と指示がありました。
登録されたETCカードを使っての対象の高速道路の利用で割引も適用されます。
（平日朝夕割、朝と夕方の最初の１回のみ、月の回数により還元額％が変わる）
NXの前のオーナーさんは車載器の変更登録を忘れているかもしれません。
ログイン後「マイページ」→「登録情報変更」から車載器管理番号も変更できそうです。
（私は次に乗り換えた時になると思われます）
先述の通りですが、前職で京都にいた時に知りたかったです。
遠方へ出る際は「ブタと燃料」をお忘れなく。
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