車の一日保険ってご存じですか?
コンビニで当日加入でき、保険料も500円~の手頃な物があります。
そんな一日保険のおすすめと選び方について書いてみました。
車の一日保険とは?
車の一日保険とは?
名前からイメージできる通り「一日だけ入れる保険」です。
一日とは言わず、12時間など時間を限定した保険もあります。
車の一日保険 メリットとは?
車の一日保険のメリットについて。
やはり1番のメリットは「安い保険料」で「必要な時だけ入れる」点ではないでしょうか?
運転者の年齢によりますが、任意保険の保険料は年齢制限が無いほど高くなります。
特に免許取得ができる18~20歳の保険料は高額です。
私が免許を取得した時も、親が加入している任意保険の年齢制限解除で、保険料が倍になった事がありました。
車に乗る頻度が多い場合は、必要な事ではあります。
しかし、帰省などで短期間だけ車を運転する場合には割高です。
そんな時に、この一日保険がおすすめです。
保険料は500~3,000円程度、最速でその場で加入できるという所が一番の強みでしょう。
車の一日保険のメリット① 保険料の安さ
車の一日保険のメリットの1つに「保険料の安さ」があります。
先にも書きましたが、12~24時間あたりで500~3,000円程度で加入できます。
保険料は、そのカバーする範囲によって異なります。
車を運転するシチュエーションを考えて、適正な範囲をカバーする保険を選びましょう。
車の一日保険のメリット② 必要な時だけ入れる
車の一日保険のメリットの2つ目は「必要な時だけ加入できる」点です。
短くて12時間、長くて数日という範囲で加入できる一日保険が多くありました。
コンビニなどで即時に加入できる一日保険もあります。
帰省や、レンタカー以外の友人の車などを運転する場合には、便利です。
また、予めインターネットで申込しておく事で加入するタイプもあります。
一日保険加入の為にコンビニに寄る、という手間が無くなるので、使い勝手も良さそうです。
車の一日保険のメリット③ 割引や複数人加入できる
車の一日保険のメリットの3つ目は「割引や複数人加入できる」という点です。
通常の任意保険では当然と感じる点ではあります。
しかし、同じ一日保険にリピート加入すると、保険料が割引される物があります。
他にも、加入する時に同乗する友人を加えると、二人それぞれで加入するより安くなります。
このような点から、一日保険は使い勝手の良い物であることが分かりますね。
次に、車の一日保険デメリットについても書いていきます。
車の一日保険のデメリット&注意点
車の一日保険のデメリットと注意点について書いていきます。
車の一日保険のデメリット① 乗る度に手続きが必要
車の一日保険のデメリットの1つ目は「乗る度に手続きが必要」という点です。
これは、一日保険という性質上は仕方の無い事でしょう。
保険会社により、契約者情報の入力が省略できる保険もあります。
車の一日保険のデメリット② 人身傷害保険が付けられない
車の一日保険のデメリットの2つ目は「人身傷害保険が付けられない」点です。
「人身傷害保険」とは、搭乗中や歩行中に事故に遭った場合に保険金が支払われる保険です。
一日保険では、搭乗中に限定した保険があります。
しかし、搭乗以外での事故をカバーする事はできません。
車の一日保険のデメリット③ 申込&決済方法に制限がある
車の一日保険のデメリットの3つ目は「申込&決済方法に制限がある」点です。
一日保険は、コンビニで加入できる物もあります。
しかし、大抵はインターネットで申込する物ばかりです。
スマートフォンでの申込に対応していても、格安SIM会社非対応が多いです。
同様に決済についてもキャリア決済が利用できない場合は、申込ができないようです。
また、契約完了などのメールの送信先がキャリアメール指定の場合があります。
簡単に申込できるようで、障壁が多いイメージですね。
これらのデメリットの他にも注意点があります。
車の一日保険の注意点① 車両保険は当日加入ができない?
車の一日保険の注意点、1つ目は「車両保険は当日加入できない?」点です。
車両保険とは、事故等で車両を修理する場合に保険金を受け取れる保険です。
当日の加入が可能な物は、車両保険の無いタイプが多いです。
車両保険の有るタイプでは、事前登録後8日以降に加入できる様になる物が多いです。
また、保険金が出ない場合の確認が必要です。
免責(自己負担)の上限額についても確認しておきましょう。
車の一日保険の注意点② 加入できない車種&場合がある
車の一日保険の注意点、2つ目は「加入できない車種&場合がある」という点です。
通常の任意保険にも、加入できない車種があります。
以下の場合は加入できないようです。
- レンタカー(カーシェアリング含む)
- 加入者(記名被保険者)が役員になっている法人名義の車
- ハイクラスの車(具体的な車名が載っている場合あり)
- バイク、4ナンバーの貨物車
- 実態上保有している車(名義は他人でも管理しているのが加入者)
- 車検切れ、要修理だが未修理状態の車両
- 配偶者間の車の貸し借り
「よくある問い合わせ」に記載されているので、確認しておきましょう。
車の一日保険の注意点③ 保険の重複
車の一日保険の注意点の3つ目は「保険の重複」です。
搭乗者傷害補償が、生命保険や医療保険と重複します。
補償の限度額が無制限の場合は、保険料が高くなります。
生命保険等の補償内容を合わせて確認しておくと保険料を抑えられます。
車の一日保険 おすすめの選び方
車の一日保険 おすすめの選び方について書いていきます。
ポイントは3つあります。
車の一日保険 おすすめの選び方① 申込&決済方法
車の一日保険のおすすめの選び方、1つ目は「申込&決済方法」です。
コンビニの一日保険は、店頭で申込&決済(現金)ができます。
その他の一日保険は、パソコンかスマートフォンからの申込になります。
決済は、スマートフォンの場合はキャリア決済、他にもクレジットカード決済があります。
保険によって対応キャリアや決済方法が異なります。
この視点から選択肢を絞るのは、おすすめです。
車の一日保険 おすすめの選び方② 保険の内容と特約
車の一日保険のおすすめの選び方、2つ目は「保険の内容と特約」です。
保険の内容ですが、大抵は3つにプランが分けられています。
プランは「シンプル・スタンダード・プレミアム」のランクで分けられています。
シンプルは、必要最低限の内容で保険料もワンコインでお手頃です。
スタンダードは、シンプルよりも内容が充実したタイプです。
プレミアムは、車両保険や特約など、充実した内容の保険です。
リサーチした中では、車両保険や標準的な内容のプランは事前登録が必要です。
また、事前登録後に7日以上空けないとプランの選択ができません。
保険料の面では、内容が充実するほど保険料が高くなります。
金額だけではなく、保険の内容を吟味してプランを選択しましょう。
ここからは、保険の内容で確認しておきたいポイントに触れていきます。
車の一日保険 要確認ポイント① 限度額と免責
車の一日保険の要確認ポイントの1つ目は「限度額と免責」です。
これは、各種補償で支払われる保険金の上限額です。
対人対物損害補償は無制限に設定されている物が多いです。
対物については、免責(自己負担額)が設定されている物があるので、要確認です。
車両保険が付いているプランの場合は、免責の金額を確認しましょう。
基本的には、免責額を超える修理費用が保険金から支払われます。
万一を考えて、確認をしておいた方が良いです。
車の一日保険 要確認ポイント② 特約
車の一日保険の要確認ポイント、2つ目は「特約」です。
一日保険では、車両保険や人身傷害が特約として付くプランがあります。
上記2つも大切ですが、ここでは弁護士費用特約について触れておきます。
弁護士に示談交渉などを依頼する場合の費用が保険金で支払われるという特約です。
例えば、停車時に追突された場合、示談交渉は自身で行う必要があります。
この時に弁護士に依頼して示談交渉をしてもらう事が出来ます。
しかし、弁護士に依頼するには費用が掛かります。
特約が無い場合は、その費用が持ち出しとなります。
事故が起きた後では遅いので、ここは要確認です。
他にも、車の故障での急な宿泊などの費用を補償する特約があります。
任意保険ではCMでも目にする特約です。
幅広くカバーできる保険を探す場合は、ここも要確認なポイントです。
車の一日保険 要確認ポイント③ ロードサービス
車の一日保険の要確認ポイント、3つ目は「ロードサービス」です。
まず、ロードサービスが付帯しているかの確認が大切です。
次に付帯している場合、どの段階まで対応できるかも確認しましょう。
同じ様に、コールセンターの受付時間が24時間対応かも重要なポイントです。
ガス欠やパンク時のスペアタイヤ交換作業に対応できるものがあります。
駐車中のバッテリー上がりやキー閉じ込みには不対応という場合があります。
内容をしっかり把握しておきましょう。
車の一日保険 要確認ポイント④ 割引など
車の一日保険の要確認ポイントの4つ目は、「割引など」についてです。
リピートして加入すると、保険料が割引される物があります。
また、新車購入で任意保険加入時に保険料が割引になる物も存在します。
任意保険は、補償内容を細かく吟味して選択する必要があります。
一日保険での無事故の実績から、保険料が割引されるのは嬉しいですね。
車の一日保険 申込に必要な物
車の一日保険の申込に必要な物を挙げています。
決済方法によって異なる点もありますが、基本的には以下の通りです。
- 免許証(被保険者になる人のもの)
- 車のナンバーと車種(車両保険を掛ける場合は必須)
- メールアドレス(キャリアメールのアドレス指定が多い)
- 決済手段(クレジットカード、キャリア決済など)
注意点としては、車両保険を付ける場合は1週間以上前に事前登録が必要です。
また、車種情報については型式で区別される場合もあります。
予め車検証の型式等の部分を画像データで持っておくと楽ですよ。
今回は一日保険について書いてみました。
一日だけなので、実際に加入して比べる事ができます。
とは言え、保険を使わないに越した事はありません。
帰省前や連休で友人の車で遠出する時は、予めの申込がおすすめです。
任意保険の記事も書いているので、一緒に読んでみて下さい。
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