車の革シートのお手入れについて おすすめのスプレーや方法 頻度について調べてみた

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メンテナンス

車の革シートのお手入れについて調べてみました。

おすすめのグッズや方法、頻度などについてご紹介します。

 

 

 

 

愛車がNXになり、革シートの手入れ等を意識するようになりました。

メンテナンスして良い状態を維持していく為に押さえるポイントを書いています。

 

 

車の革シートについて

 

 

車の革シート、というと高級車や上位グレードの装備品というイメージがあります。

一言に「革」といっても、いくつかの種類があるのをご存じでしょうか?

 

 

 

 

大きく分けられるのが「本革」と「合成皮革(等)」です。

今回の記事は主にメンテナンスについてなので、予備知識として書いておきます。

 

 

車のシート 本革について

 

 

本革という名前の通り、牛の皮革を使用しています。

表皮や毛、皮下組織を除去し「銀面層」と「コラーゲン層」で生地を生成しています。

 

 

 

 

「銀面層」は表皮部分に近い緻密な繊維構造をしており、本革の表革として使用されます。

「コラーゲン層」はコラーゲン(タンパク質)の繊維が立体に絡み合い組成されています。

 

 

 

 

特徴として以下が挙げられます。

  • 使い込むほど味がでる
  • 硬い生地
  • 肌触りが良い
  • 吸湿、通気性が良い
  • 長く使用できる(環境等による)

 

 

車のシート 合成皮革について

 

 

合成皮革とは、本革に似せて作られた生地です。

構造としては基材というベースの素材に樹脂を浸み込ませた生地を使います。

これに型押し等の加工をする事で外観や触感を似せた物です。

 

 

 

 

本革の生地よりも安価、軽量である所が特徴です。

合成皮革の他に人工皮革という言葉を聞く事があると思います。

 

 

 

 

家庭用品品質表示法では、以下の違いがあります。

  • 合成皮革→基材に特殊不織布以外のものを用いたもの
  • 人工皮革→基材に特殊不織布を用いたもの

 

 




 

 

特殊不織布…ランダム三次元立体構造を有する繊維層を主とした基材に樹脂を含浸させた物

 

 

 

 

合成皮革のその他の特徴は以下の通りです。

  • 本革と見た目は変わらない
  • 生地は伸びやすい
  • 湿度が高い季節は若干ベタつく
  • 高温に弱く、耐久性に欠ける

 

 

 

 

車に使われる革(本革、合成)には耐久性を高める加工が施されています。

一般的な衣服等に比べると、どちらも扱い方により長持ちします。

 

 

 

 

今回は本革のシートのメンテナンスについて書いていきます。

 

 

車の革シート お手入れの方法について

 

 

車の革シートのお手入れ方法について調べました。

大切なポイントは以下の通りです。

 

 

 

 

  1. 最初にホコリなどを払う
  2. 柔らかい布で拭く(溶剤は使用しない)
  3. 乾燥時間をしっかり取る
  4. こすらない
  5. 保護剤でコーティング

 

 

車の革シートお手入れ① ホコリをはらう

 

 

まず最初にホコリなどを払っておきます。

拭く時に革に傷を付けない為です。

 

 

 

 

柔らかいブラシや刷毛を使用すると効率よく作業できます。

洗車場のワンコイン掃除機には吹き出し機能のある物もあります。

ホコリを吹き飛ばすのも有効です。

 

 

車の革シートお手入れ② 柔らかい布で拭く

 

 

次に柔らかい布で拭きます。

乾拭きではなく、水(ぬるま湯)に浸して硬く絞ってから拭きます。

 

 

 

 

汚れが強い場合は、中性洗剤を薄く溶かした物を使いましょう。

ゴシゴシ擦ると表面に傷ができる場合があるので、優しく拭きましょう。

 

 

 

 

強い洗浄力のある溶剤は革を傷めやすいです。

落ちにくい汚れに対し溶剤を使用する場合は、気を付けましょう。

 

 




 

 

車の革シートお手入れ③ よく乾かす

 

 

拭き掃除の後は、十分に乾燥させます。

濡れたままでは、カビが発生しやすくなります。

 

 

 

 

車の革シートお手入れ④ こすらない

 

 

②でも書いていますが、ゴシゴシ擦るのはNGです。

車のシートに使われる革は、耐久力を上げる為のコーティングがされています。

 

 

 

 

擦る事でコーティングが落ちてしまい、傷みやすくなります。

 

 

車の革シートお手入れ⑤ 保護剤でコーティング

 

 

お手入れの最後に保護剤でコーティングしておきましょう。

保護剤も多くの製品があり、シートで拭く簡単な物もあります。

 

 

 

 

本格的なコーティング剤には、硬化時間などが必要な場合があります。

説明書をしっかり読んで確認しておきましょう。

 

 

車の革シート お手入れの頻度について

 

 

車の革シートのお手入れの頻度について。

簡単な手入れの頻度は月に1回程度です。

 

 

 

 

しっかり手入れする場合は季節ごと(3ヵ月に1回)あたりが目安です。

夏場や花粉が多い季節は、簡単な手入れを多くした方が良い場合も有ります。

 

 

 

 

汚れた状態をそのままにしない、という事が大切です。

 

 




 

 

車の革シートお手入れ おすすめスプレー

 

 

車の革シートお手入れにおすすめのスプレーをご紹介します。

 

 

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ワックスの老舗「ザイモール」のレザーケア商品。

天然成分で優しく革の汚れを落とすクリーナー。

ビタミンEが含まれたコンディショナーは、財布などの革製品にも使用可能です。

 

 

GYEON ジーオン レザークリーナー ストロング + レザーコート セット

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カーケア用品で知られている「ジーオン」のレザーケア。

クリーナー・コートどちらも、財布等の革製品にも使用可能。

クリーナーはコーティングの下地としても有効です。

 

 

CAR WASH JAPAN レザークリーナー500mlセット

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スプレーして拭くだけの簡単クリーナー。

シート以外の革製品にも使用したレビューがあります。

 

 

 

 

スプレータイプのクリーナーは簡単に施工できるのがメリットです。

本革の場合は、長く使う事で味が出てきます。

こまめなお手入れを心がけましょう。

 

 

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