手洗い洗車をする時のおすすめグッズ、洗車のやり方をご紹介します。
ガソリンスタンドで手洗い洗車を依頼する時の料金や時間についても書いています。
自分の愛車は、いつだって綺麗にしておきたい!
納車されたばかりは特にそう思いますよね。
そんな中で「このやり方で合っているのか?」「本当に綺麗になっているのか?」
といった疑問を抱く人いるのではないでしょうか?
今回は、愛車に専門業者のコーティングを2回施工してもらった私がご紹介します。
掛けた費用は各施工にボーナス1回分…高かった(けど、めっちゃ綺麗だった!!)
専門業者さんから教えていただいた手洗い洗車のやり方をご紹介!
おすすめのグッズ達も一緒にご紹介します。
手洗い洗車にかかる時間 メリット・デメリットについて
手洗い洗車に掛かる時間、メリットやデメリットについて書いていきましょう。
まずは手洗い洗車そのものについて書いていきます。
手洗い洗車について やり方や掛かる時間は?
手洗い洗車のやり方や時間について、書いていきます。
手洗い洗車と聞くと、私は自分で車を洗車して綺麗にする、というイメージがあります。
ガソリンスタッフのスタッフさんに手洗いしてもらう、というのもあります。
まずは、手洗い洗車のメリットとデメリットについて、それぞれ考えてみましょう。
手洗い洗車のメリット
手洗い洗車のメリットについて、考えてみました。
- 細かい所まで洗える(エンブレムの隙間など)
- 車体の小さな変化を見つけられる(凹み、傷など)
- 安く洗車できる(洗車のやり方によります)
- 車に愛着が湧く
- ちょっとした気分転換になる(場合もある…)
自分自身で手洗い洗車をすることで、普段は見落としてしまう部分の汚れを見つける事ができます。
ガソリンスタンドでの手洗い洗車でも、汚れやすいポイントを把握してしっかり洗ってくれます。
私の経験談ですが、手洗い洗車をしている時間が「ちょっとした気分転換」になることもあります。
1つの作業に集中することで、頭のリセットができます。
考えが行き詰った時は、洗車してみるのも良い方法かもしれません。
身体を動かして脳への血流を増やす事が良いそうです。
「ミーティングは、歩きながらすると良い結果が多いんだ」
そんな事が本に書かれているのを見たことがあります。
手洗い洗車のデメリット
次に、手洗い洗車のデメリットについて考えてみました。
- 時間が掛かる(2時間程度は掛かってしまう)
- (やり方によるが)傷がつく場合がある
- 疲れる
- 洗車グッズを揃える費用が掛かる
細かい所まで洗うとなると、それだけ時間が掛かります。
掛かる時間は、どの方法の洗車でも都合により使い分けできれば十分だと思います。
メリット・デメリットを考慮した上で、洗車方法を考えてみましょう。
次は、手洗い洗車の準備について書いていきます。
手洗い洗車 準備について
手洗い洗車をする前に必要な物事について書いていきます。
手洗い洗車 洗車道具について
手洗い洗車には、それぞれ洗車道具が必要です。
これらの道具が、手洗い洗車には必要です。
- バケツ
- ホース(散水ヘッド付)
- カーシャンプー ボディカラーやコーティングの有無などから選びましょう
- スポンジ(ブラシ) ボディ用とタイヤ・ホイール用と分けて用意しましょう
- クロス(拭き上げ用) 繊維の柔らかいマイクロファイバーがおすすめ
- 踏み台(ルーフが高い車等)
最初は洗車セットを購入するのが無難です。
スポンジやクロス、シャンプーなどは消耗品です。
交換する時に、より高機能・高付加価値の物を試してみると違いがよく分かります。
例としてリンクを貼っておきます。
手洗い洗車 場所について
続いては、洗車を行う場所についてです。
自宅で洗車する場合は、ガレージや庭(自宅前の道路?)でされる方が多いのではないでしょうか?
自宅以外であれば、洗車場やガソリンスタンドの洗車スペースがあります。
自宅の敷地で洗車する場合は、以下の点を踏まえて洗車する場所を選びましょう。
- 車体の大きさよりも広いスペースが確保できる
- 水道が近くにある
手洗い洗車 最適な時間帯や掛かる時間は?
次は、手洗い洗車を行うタイミングや掛かる時間について書いていきます。
私は「休日の朝」に自宅や洗車場で洗車している人をよく見かけます。
洗車するのに向いている気候や時間帯は、以下の通りです。
- 曇りの日(晴天では水がすぐに乾いてウォータースポットの原因になりやすい)
- 風のない日(砂やホコリが飛ぶと車体に傷がつきやすい)
- 雨の降った後(乾燥状態にあった汚れが雨などの水分で落ちやすくなっているため)
これらを考えると、「雨上がりの曇りの日」が理想的なタイミングでしょう。
また、洗車に掛かる時間については、1~3時間程度と見込んでおきましょう。
焦って洗車すると、洗い残し等で逆に時間が掛かってしまいます。
時間に余裕をもって洗車に臨みましょう。
手洗い洗車 やり方・手順について
手洗い洗車のやり方や手順について、書いていきます。
まずは全体の流れを書いていきます。
これは、私がコーティング施工をしていただいた業者さんから教わった手順です。
- 予備洗い
- ホイール・タイヤの洗浄、すすぎ
- ボディの洗浄、すすぎ
- 拭き上げ
- (ボディ・タイヤの)ワックス掛けなど
- 車内の掃除
- 後片付け
- 乾燥
洗車の手順① 予備洗い(予洗い)
最初の手順は「予備洗い」です。
(「予洗い」と呼ぶ人もいます。)
具体的に行うことは、「表面のホコリや砂を流す」ことです。
最いきなりスポンジで洗うと、表面の砂やホコリで車体に傷をつけてしまいます。
可能ならば高圧洗浄機を使うのをおすすめします。
水圧によりある程度の汚れまで落とす事ができます。
シャンプーの効果が深い汚れに浸透しやすくなります。
車体だけではなく、ホイールやタイヤにも水を掛けるのがポイントです。
タイヤハウスにも掛けておくと、泥汚れを落としやすくできますよ。
他にも、予備洗いには、車体の熱を下げる効果があります。
特に夏場は、車体が熱くなりやすいです。
この状態では、シャンプー液が乾きやすくシミの原因になります。
洗車の手順② ホイール・タイヤの洗浄とすすぎ
次に、ホイールとタイヤの洗浄に移ります。
ここで、洗浄に必要なシャンプー液を作ります。
こんな感じで作ります。
- バケツに少量の水を入れておきます
- カーシャンプーを規定量入れます(好みの濃度によって調整してください)
- ホースの「ジェット水流」等の勢いのある放水口で大きく泡立てます
- 気泡の大きな泡ができたら「ミスト・キリ」などの放水口で泡を細かくしていきます
- シャンプー液の出来上がり
シャンプー液ができたら、タイヤ・ホイールから洗っていきます。
ポイントは以下のとおり。
- タイヤは側面をブラシ等で優しく洗いましょう(強く擦らない)
- ホイールはホイール用のスポンジを使い、シャンプー液を含ませて洗いましょう
- タイヤハウスもブラシで汚れを落とす
洗浄が終わったら、水でシャンプー液をしっかり流しましょう。
理想は狭い範囲を「シャンプー洗い→すすぎ」する事です。
前述していますが、シャンプーが乾燥するとシミの原因になります。
この時にボディにも、もう一度水を掛けておきましょう。
スポークが多ホイールでは、棒状スポンジでは手が疲れてしまいます。
そんな時は、これらのアイテムがおすすめです。
ホイール・タイヤの洗浄とすすぎが終わったら、ボディの洗浄へ移ります。
この時に、シャンプー液が残る時がありますが、作り直しましょう。
シャンプー液に砂などが落ちている場合があります。
洗車の手順③ ボディの洗浄とすすぎ
次にボディの洗浄へ移ります。
洗浄前に、ボディに水を掛ける事を忘れずにしておきましょう。
ボディの洗浄の順番
ボディ洗浄では、細かい所から、上と前からという流れで洗浄していきます。
洗浄とすすぎの作業は、こんな流れです。
- 細かい所(ドアとボディの隙間、ボンネットとドアの隙間、給油口など)を洗浄
- ルーフ、フロント・リヤウインドウ、フロント・リヤボンネットを洗浄
- 洗浄した箇所のすすぎ(可能であれば)
- ノーズ、サイドパネル、ドアパネル、リヤを洗浄
- 全体のすすぎ(ホイール・タイヤもすすぐ)
洗浄・すすぎについてのポイントは、以下の通りです。
- 洗浄・すすぎは、パーツごとに区切って行う
- スポンジに乗せた泡で優しく洗浄する
- (できるだけ)強く擦らない
- スポンジは頻繁にすすぐ(シャンプー液の中で揉む)
- 洗車時は、指輪等のアクセサリーを外す
- 細かい部分は入念にすすぐ(泡が残りやすい)
細かい場所は、スポンジでは洗いにくい場合があります。
そんな時は、隙間洗い用のスポンジやブラシを使うと、簡単に洗うことができます。
ホイールのナットの部分などにも、このようなブラシを使うことで細かい部分を綺麗にできます。
洗車の手順④ 拭き上げ
ボディの洗浄とすすぎが終わったら、拭き上げに移ります。
ポイントは以下の通りです。
- 大きいパーツ→細かいパーツ、上→下、前→後という要領で拭き上げ
- 広げたクロスをボディに置いて、滑らせるようにして拭き上げ(力を加えて擦らない)
- こまめにクロスを絞る
拭き上げに使うクロスは、繊維の柔らかいマイクロファイバーの物がおすすめです。
スポンジ生地の物の場合は、ボディに置いて吸水させるように拭き上げると綺麗です。
それぞれの拭き上げグッズの説明書を読んでおくことも大切です。
拭き上げグッズのおすすめをピックアップしました。
拭き上げ作業中に、サイドミラーの付け根等から水が滴っていることがあります。
滴っている根本の部分にクロスを数秒(5秒程度)押し当てると綺麗に拭き取ることができます。
また、ボンネットとボディの隙間などの細かい所は、なるべく水分を拭き取っておきましょう。
残った水分が、ホコリなどを集めて汚れになりやすくなります。
洗車の手順⑤ ワックス掛け
ボディやタイヤが綺麗な状態になったら、次はそれをキープする方法に移ります。
特にコーティングを施工していない場合は、ワックスを塗り込むのが定番ですね。
コーティング施工車では、コーティングのメンテナンス剤等が販売されています。
コーティングを長持ちさせるためにも、メンテナンス剤を塗布しておくのも良い方法です。
洗車の手順⑥ 車内の清掃
車の外側が綺麗になったら、次は車内を綺麗にしていきましょう。
車内外を同じタイミングで綺麗にするのが1番ですが、そのときの都合で調整しましょう。
車内で掃除する場所は、こんな感じです。
- 車内側のウインドウ、ダッシュボード等
- インパネ(スイッチ類、ドリンクホルダー、エアコン吹き出し口)
- フロアマット、フロア
掃除の方法では、クロスを使った拭き掃除が主になります。
ダッシュボードの端 スクレイパーを使おう
フロントウインドウとダッシュボードの隙間は、指が入りづらいく拭き掃除が難しいです。
そこで、スクレイパーに、クロスを被せると掃除がしやすくなります。
エアコンのルーバーは 柄付きのスポンジを活用
エアコン吹き出し口のルーバーなどのホコリも、綺麗にしたいですね。
そんな時は、細かい隙間を掃除する用の柄付きのスポンジなどを活用しましょう。
フロアマット ホコリを落とすだけでも綺麗に
フロアマットが湿っていたりする場合は、干して乾かしましょう。
乾いている状態であれば、棒などではたくとホコリなどを簡単に落とせます。
(車から離れて行いましょう)
フロアの砂などは、掃除機を使うのが簡単です。
洗車場には、100円で5分間使用できる強力な掃除機があるので、活用しましょう。
革部分はクリーナーで綺麗に
シートやハンドルなどの革が使われている箇所は、革製品用のクリーナーなどを使用しましょう。
お手軽に綺麗にできるウェットシートタイプの物もあるので、活用しましょう。
洗車の手順⑦ 後片付け
洗車の手順では、ほぼ最後です。
これまでに使ってきた道具を、綺麗に片づけましょう。
こんな所を意識して片づけしましょう。
- スポンジやクロスにシャンプー液が残っていないか(しっかりすすぐ)
- バケツなどに水滴がついていないか(車内に入れると汚れてしまう)
- 靴底に泥や砂利がついていないか
- (洗車場では)泡の流れ残しやゴミがないか
- 忘れ物がないか
洗車場は、多くの人が利用する場所です。
次の人が気持ちよく使えるように、綺麗にしておくのもマナーの1つです。
洗車の手順⑧ 乾燥
洗車の手順の最後に、少し走りましょう。
走行風を当てる事で、細かすぎる隙間の水分を取る事ができます。
実体験ですが、手洗い洗車を終えて一晩車をそのままにしておいた事があります。
翌日、車に乗って動かそうとした時に「ゴリッ」という音を聞きました。
完全に固着してしまうと、走行そのものに影響してきます。
周辺を少し走るだけでも良いのでしておきましょう。
また、実際に走り出す時には、ブレーキが問題なく動作するかを最初に確認しましょう。
カーシャンプーについて
カーシャンプーについて書きます。
カーシャンプーは多くの種類が販売されており、その対象とする車の状態も様々です。
- ボディカラーの色味が指定されているもの
- コーティング施工車に対して作られているもの
- ボディカラー、コーティングに関係なく使用できるもの
車の状態や、洗車する環境に合わせて選びましょう。
選ぶ時の注意点として、コンパウンドの有無があります。
コーティング施工車の場合、コンパウンドでコーティングが傷んだりします。
コンパウンド入りは、コーティング未施工車&表面を綺麗にしたという場合におすすめです。
カーシャンプー おすすめ3選
カーシャンプーのおすすめをピックアップしました。
水で薄めないカーシャンプー。
スポンジにシャンプーを出して洗うだけの簡単シャンプー。
※洗車前のすすぎは必ず行いましょう
中性の液性で濃縮タイプのカーシャンプー
施工の専門業者でも使用している実績のある商品
色タイプの指定がないので、どのボディカラーにも使えます
カーケア用品では有名なシュアラスター
キメの細かい泡で優しく汚れを落としてくれます
愛用者も多く、値段もお手頃なのがポイント
手洗い洗車 頻度や依頼する場合の金額について
手洗い洗車をする頻度と、ガソリンスタンドなどでお願いする場合の金額について書いていきます。
手洗い洗車の頻度
手洗い洗車をする頻度について。
専門業者からは、「車は週に2回、できなくても週に1回は洗ってくれ」と言われました。
最初は、なんとか週1回ペースで手洗い洗車していました。
最終的には、1ヶ月に1度程度になってしまいました。
理想的な状態としては、汚れが乗っている時間が少ない方が1番です。
それを考えれば、手洗い洗車は頻度が高い方が良いですね。
生活スタイルによって、洗車に掛けられる時間が変わるので、一概にいう事は難しいです。
自身の生活スタイルに合った洗車頻度を探すのが1番です。
手洗い洗車の費用について
ガソリンスタンドでは、手洗い洗車を行っている所が多いです。
習熟度が非常に高いスタッフによる洗車は、より短時間&綺麗な仕上がりにしてくれます。
ガソリンスタンドで、手洗い洗車をお願いする場合の時間と費用について。
車体の大きさによりますが、86では1時間程度、2500円くらいでした。
手洗い洗車以外にも、洗車機に通してもらう方法などもあります。
通いなれているガソリンスタンド等に、問い合わせてみましょう。
洗車以外にもメンテナンス関係の記事を書いています。
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