暦の上では秋になりました。今年は昨年以上に暑い夏でしたね。
「酷暑日」なんて言葉も予報用語として定義されました
夏はレジャーや避暑など、遠出された方もいるでしょう。

道中のトラブルは無かった方も、ここで車のチェックしておきませんか?
猛暑を越えた車は、私たちと同じように疲れています。
なぜ夏は危険? 気が付かなかった「車の悲鳴」
実は、夏場は車にとって「一年で最も過酷な季節」だということをご存知ですか?
以前の愛車、TOYOTA 86に乗っていた時にこんな経験をしました。

ある初秋の日、車でドライブ…と思ったら、ドアのロックが解除されない!
思い当たる節はいくつか…
- その前に乗った時にエンジン始動がモタついた感じがした
- 半年点検で「バッテリーが弱ってる、長い距離走るように」と言われた
- 短距離かつ週1~2程度の運転頻度
そう、バッテリー上がりを起こしてしまいました。
この頃は、初夏くらいだったと思います。
特に予定もなかったので、JAFを呼んで始動してもらいました。

「30分くらいアイドルさせてください」
との事で、30分ほどアイドルさせてから、カー用品店へ!

事情を説明して、交換するバッテリーを選択。
「では整備ピットへ車を持ってきてください」
ということで、整備ピットへ移動…
…が、エンジンが掛からない!

スタッフに伝えて、車がある場所で交換してもらいました。
ドライブの予定が、バッテリー交換で休日が終わってしまいました。

この時は夏の終わりでしたが、夏場は車にも過酷な環境です。
何が過酷なのか?こちらです。
- 空気の温度が高い → エンジンが十分に冷却されにくい
- エアコンを使用する → コンプレッサー稼働でエンジンの負担増
- 渋滞での停車が多い → バッテリーの充電効率が落ちる

こんな過酷な条件が揃ってしまう事が多いのが、その理由です。
これに加えて、出発前の点検不備、日常的なノーメンテナンスが合わさると…

「起こるべくして起こったトラブル」
という結果にたどり着いてしまうのです。

バッテリー以外にも夏場のトラブルの原因はあります。
そんなトラブルを防ぐメンテナンスについてご紹介します。
初心者でも安心!トラブルを未然に防ぐ3つのメンテナンス
「メンテナンス」と聞くと難しく感じるかもしれません。
まずは「目視」&「点検」という簡単な事からスタートしましょう。
特にトラブルになりやすいポイントはこの3つです。
① 冷却水(クーラント)のチェック
1つ目はエンジンを冷やす冷却水(クーラント)のチェックです。
冷却水(クーラント)が不足していると、オーバーヒートの危険性が飛躍的に高まります。

- チェックポイント: ボンネット内のリザーバータンク(半透明の容器)の液量が「MAX」と「MIN」の間にあるか確認します。
- アドバイス: 冷却水は経年で減ったり汚れたりします。長期間交換していない場合は、専門店での点検をおすすめします。
冷却水の劣化(色など)は、たまにしか見ない一般ユーザーには判断が難しいです。
日常での点検ポイントは、液量が適正量かチェックするくらいです。
冷却水について少し調べてきました。
冷却水(クーラント)について 交換時期の目安
2000年代後半以降の自動車には、スーパーLLCが採用されています。
LLC:ロング・ライフ・クーラント
自動車メーカーによって導入時期が2002年~2008年と違いがあります。

交換時期目安もメーカーによって違いがあります。
7~11年、16~22万kmの幅です。
(…下手したら交換せずに乗り換える人もいるのでは??)

DIYで交換する場合は、古い冷却水の処理にご注意を!
毒性のある液体なので、下水や地面に流すのは絶対にやめましょう。
処理を考えると、カー用品店・整備工場・ディーラーで交換してもらうのが確実です。
② バッテリーのチェック
2つ目は、バッテリーです。
バッテリーは冬(低い気温)の方がバッテリー上がりが起きやすいイメージ、ありませんか?

意外にも夏でも弱くなる要因があります。
例えば、猛暑でエアコンをフル稼働&渋滞でエンジン回転数が上がらないのが続く状況です。
この状況、バッテリーへの負荷は想像以上に大きくなります。

- 対策: エンジンの始動音が「キュル……キュル」といつもより遅い気がしたら要注意。
最近のバッテリーは突然限界を迎える事も多いので、3〜4年経過で早めの交換が安心です。
バッテリーの元気度のチェック方法
バッテリーが元気か?弱っているのか?をチェックする方法です。
状況と環境、そしてチェッカーでの点検です。

- 状況 … 渋滞路を運転する事が多い
- 環境 … ちょい乗りが多い&週1~2回の運転頻度
- チェッカー … 要注意を示す
上記の状態に近いほど、バッテリーが弱りやすい運転環境にあります。
バッテリーの交換目安は平均3年程度と言われています。
ハイブリッド車は補機バッテリーが上がってしまうと、始動ができません。

NXに乗り換えてからは、走行距離&頻度が増えました。
納車からもう少しで3年を迎えます。
今のところバッテリーが弱っている兆候はありません。
(ディーラーメンテの時にも、そういったコメントは無し)

86の時は、レーダー探知機に電圧計を表示させていました。
バッテリー上がりになる前は、電圧が少し低い数値を指していました。
普段の電圧と比べると弱り具合が分かりやすいです。

ただし、ODBⅡ接続でいわゆる「バッ直」ではないので、
厳密にバッテリーの状態が把握できるわけではありません。
③ タイヤ空気圧をチェック
3つ目は、タイヤの空気圧です。
空気圧だけではなく、釘などが刺さっていないか?
破損が無いか?確認をしておくことも重要です。

路面温度が非常に高くなる夏場、はバースト(破裂)のリスクが高くなります。
特に空気圧が不足の状態では、内部の温度が急激に上昇しやすいです。

- 対策: ガソリンスタンドへ行った際、必ず空気圧を確認しましょう。
通常の空気充填の場合は給油時にチェックをしていました。
適正空気圧は燃費や乗り心地も良くなります。
タイヤに窒素を充てんするのもおすすめ
カー用品店等では、タイヤに窒素を充てんするサービスがあります。(※有料)

窒素を充てんするメリットは「抜けにくい・錆びにくい」事です。
メーカーによっては、非推奨している所もあります。
(妻のデミオをメンテしてもらってたマツダディーラーは非推奨でした)

窒素は空気に比べて、抜けにくいメリットがあります。
それでも、少しずつは抜けていきます。
窒素にしてからは、私は半年を目安に空気圧チェックをしています。
(バルブなど消耗部分からの漏れもあるので、頻度は高い方が安心です)
もしもに備える!失敗しないための「応急処置」と対策グッズ
どれほど気をつけていても、突然のトラブルは避けられないことがあります。
そんな時のために「持っていて便利!」なアイテムを紹介します。

おすすめの対策グッズ
- エバポレータークリーナー
エバポレーター(熱交換器)の汚れが原因で臭いや効きが悪い場合があります。
缶スプレータイプは簡単に施工できるので、DIYでやってみましょう。 - バッテリーチャージャー
万が一の「バッテリー上がり」に備えておくと便利!
もしもの時も安心感(と自力復帰の可能性)が段違いです。 - タイヤ空気圧チェッカー
スタンドに行かずに、自宅でこまめに空気圧をチェックできます。
長距離ドライブの前後には欠かせないアイテムです。
いざという時の応急処置
もし走行中にオーバーヒートの警告灯が点灯したら、すぐに安全な場所に停車してください。
無理に走り続けるのは厳禁です。

ボンネットを開けて熱を逃がし、エンジンが完全に冷えるまで待つのが基本です。
が、まずは無理せずロードサービス(JAFなど)に連絡しましょう。
プロの力を借りるタイミングを見極めるのもメンテナンス
最も大事なのは「自分ができること」と「プロに任せること」の境界線を引くことです。
「気のせいかな?」という違和感を放置せず、信頼できるディーラーや整備工場へ相談を!
日頃から相談ができる所を探しておきましょう。
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