カーエアコンの臭い対策 エバポレータークリーナーでDIY洗浄 使い方や時期は?【追記あり】

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メンテナンス
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カーエアコンの臭い対策、エバポレータークリーナーを使ってDIYで洗浄しました。

そのやり方や洗浄をする時期について書きました。

 

 

春~初夏では、たまの暑い日にカーエアコンの冷房を使う事はありませんか?

雨の日、の運転で曇り取りとしてエアコンを使う事はありませんか?

 

 

 

 

久しぶりにエアコンを使う時に感じる事が多い「車のエアコン吹き出し口からの臭い」。

前回の記事では、エアコンの臭いについて書いていました。

今回は、私が行っているメンテナンス手順をご紹介します。

 

 

カーエアコンの臭い対策 エバポレーター洗浄 クリーナーの使い方

 

 

カーエアコンの臭い対策として、エバポレータークリーナーを使用して洗浄していきます。

その使い方と手順と一緒に説明していきます。

 

 

 

 

エバポレーター洗浄 エバポレータークリーナーと必要な物

 

 

施工前に、エバポレータークリーナーの他に用意しておく物を確認しましょう。

 

 

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用意するものは

「エバポレータークリーナー」

「新聞紙」のみ!

 

 




 

 

(本当は、エアコンフィルターの交換を一緒に行うのが理想です。

私は1か月後の車検でエアコンフィルターの交換をしてもらう事になっています。

今回はエアコンフィルターはホコリを落とす、という手順で作業しました)

 

 

 

 

確認と準備をしてエバポレーターの洗浄に臨みましょう!

 

 

エバポレーターをDIYで洗浄 エバポレータークリーナーを開けましょう

 

 

まず、エバポレータークリーナーを開けて内容物の確認をしていきましょう。

 

 

 

 

キャップの部分に以下の物が詰め込まれています。

  • 説明書
  • ノズル
  • 固定用プレート
  • 防臭剤
  • 防臭剤ケース
  • 施行日シール

 

 

エバポレータークリーナーを使うのは車の中ですが、車に移動する前にこれをしておきましょう。

  • 説明書を読む(手順を頭に入れておくと効率良く動けます)
  • 施行日シールに施行日と次回施行日を記入しておく

 

 

 

次回施行日がなぜか1年前になってしまっていますね…

(突然の来客があったので、よく確認せずに書いてしまいました)

それでは、車へ移動してエバポレータークリーナーを使ってみましょう!

 

 

エバポレーターをDIYで洗浄 エアコンフィルターを外す

 

 

 

 

エバポレーターをDIYで洗浄する手順です。

車に移動したら、エアコンフィルターを外していきます。

(車のエンジンやアクセサリー電源はOFFのままでOKです)

 

 




 

 

車によってエアコンフィルターのある場所が違います。

車の説明書、インターネットでエアコンフィルターのある場所を調べておきましょう。

外し方もコツが要る場合もあるので、動画での確認もしておくと楽です。

 

 

 

 

86の場合はグローブボックスの奥にあります。

グローブボックスを外しての作業です。

私は昇降補助のダンパーが外れると戻すのが大変なので、手が届く状態になる程度に外しています。

 

 

 

 

画像にも書いてありますが、エアコンフィルターには向きがあります。

取り外す前にカメラなどで記録すると、戻す時に楽できます。

取り出したエアコンフィルターは汚れている事が多いです。

再使用しない場合はゴミ袋に入れていまいましょう。

 

 

 

 

今回はエアコンフィルターを交換しません。

エバポレーター洗浄している間にエアコンフィルターのホコリを落としています。

 

 

エバポレーターをDIYで洗浄 エバポレータークリーナーをセットする

 

 

次に、エバポレータークリーナーをセットしていきます。

ちなみに、説明書には

「ブロアファンの中央に噴射ノズルを向けて設置」

と書かれています。

ブロアファンはこんな感じです。

 

 

 

 

エアコンフィルターの入っていた隙間から撮影しているので、全体が映せていません。

このブロアファンが回転して、空気をエアコン吹き出し口に送っています。

 

 

 

 

今回洗浄するエバポレーターは、ブロアファンとエアコン吹き出し口の間にあります。

 

 




 

 

若干のピンボケですが、エバポレータークリーナーを組み立てた状態はこんな感じです。

上の画像中央下の噴射ノズルをセットします。

先ほどのエバポレーターの中央に向けるように、エアコンフィルターの取付口にセットします。

 

 

 

 

画像上側の赤丸は噴射ノズルの先がブロアファンのある空間に少し入っている状態です。

画像下側の赤丸の辺りに、あらかじめ両面テープが貼られています。

噴射ノズルの向きが変わらないように、プレートの丸い穴のくぼみの部分にチューブを嵌めます。

プレートを両面テープで貼り付けて固定させます。

 

 

 

 

噴射ノズルの固定ができたら、薬剤の液だれ対策としてフロアマットの上に新聞紙を敷きましょう。

 

 

 

エバポレーターをDIYで洗浄 エアコンの設定して噴射開始

 

 

次に、車のエンジンをONにしてエアコンの設定をします。

 

 

 

 

注意!

  • 必ずエンジンをONにしてください

バッテリー給電だけの施工では、バッテリーに大きな負担となります。

消耗しているバッテリーでは、

バッテリー上がり→バッテリー交換

と費用が嵩んでしまうので、エンジンを必ずONにして施工しましょう。

 

 

  • (特に気温が高い時の作業時)フロントボンネットを開けて作業をしましょう

 

 

エンジンをONにしたら、エアコンの設定をします。

説明書にも書かれていますが、以下の通りです。

 

 

  • A/CはOFF
  • 外気導入はOFF(内循環)
  • 吹き出し方向はベント(運転手の顔に吹き出し矢印が向いている表示)
  • 温度設定は最低温度「LO」
  • 風量はMAX

 

 

 

 

エアコンの設定ができたら、エバポレータークリーナーの噴射を始めます。

 

 




 

 

缶の頭の所に、継続して噴射できるようにストッパーが付いています。

ギュッと押し込んで薬剤の噴射を始めましょう。(全量が噴射されるまで約3分間)

 

 

 

 

薬剤が噴射されている間は、車から離れて待機します。

ドアは全席のドアを開けておきます。

これで、薬剤がエバポレーターに届きます。

 

 

エバポレーターをDIYで洗浄 車のエアコンをON

 

 

最後はエアコンをONにしてエバポレーターを洗浄します。

薬剤の噴射が終わったら、エバポレータークリーナーを取り外します。

そしてエアコンをONにして約5分程待機します。

 

 

 

 

5分はおおよその目安です。

クリーナーは、結露によって発生した水でエバポレーターの汚れを一緒に落とすという仕組みです。

カーエアコンのエバポレーターの下の地面に結露した水が落ちるのを確認できればOKです。

施工時は、まだ気温が低かったようです。

5分では結露によって発生した水が地面に落ちている状態にはなりませんでした。

 

 

 

 

待機している5分の間に、エアコンフィルターを元に戻します。

(新品交換の場合は新しいエアコンフィルターを入れます)

そのあとに、防臭剤をケースに入れ施行日シールを貼っておきましょう。

 

 

 

 

次にグローブボックスなどを元に戻していきます。

防臭剤ケースはエアコンフィルター付近の貼り付けられる場所に貼り付けておきましょう。

 

 

 

 

私はグローブボックスの裏側に貼り付けています。

使用したエバポレータークリーナーなどは、地域のルールに従って処分しましょう。

 

 




 

 

エアコンなどの設定は普段の設定に戻してOKです。

以上で、エバポレータークリーナーを使ったエバポレーターの洗浄は終了です。

 

 

エバポレーターの洗浄 時期について

 

 

エバポレーターの洗浄、行う時期の目安について書いていきます。

時期と頻度の目安(揃っていてほしい条件)は以下の通りです。

 

 

  • 外気温がある程度高い季節
    (初夏、初秋くらいがおすすめ)
  • 晴れの明るい時間帯
    (夜に実施すると、たくさん虫が飛んできます)
  • 説明書では年に1度でOK、理想はシーズン前後に実施したい(半年に1度)
  • 原則として実施する時にエアコンフィルターも一緒に交換しましょう

 

 

外気温が高くないとエアコン(冷房)を入れても結露が起こりません。

なので、ある程度気温が高くなってからでないと十分に効果を発揮できないかもしれません。

 

 

 

 

シーズン前は必要と思われますが、シーズン終わりにも施工するのが理想のようです。

(私はしたことがありませんが…)

 

 

エバポレーターをDIYで洗浄 メリットは?

 

 

最後にエバポレーターをDIYで洗浄する事のメリットについて書いていきます。

ざっくりこんな感じです。

 

 

  • お金が(ある程度)掛からない
  • 付加価値のあるエアコンフィルターを選択できる
  • (ネット通販なら)お買い物ポイントが手に入る

 

 

 

 

メリット1 お金が(ある程度)掛からない

 

 

「お金が掛からない」というのは、ディーラーなどで施工してもらう場合に比べてという意味です。

作業を依頼するので、作業工賃が発生します。

ほかにも、予約→持ち込みと拘束される時間も多いです。

 

 

 

 

DIYで行うことには、時間とお金の節約になるというメリットがあります。

 

 




 

 

メリット2 付加価値のあるエアコンフィルターを選択できる

 

 

「付加価値のあるエアコンフィルターを選択できる」というメリットについて。

ECサイトで

「車の型式」と「エアコンフィルター」

のAND検索で、様々なエアコンフィルターが表示されます。

 

 

ディーラーで扱っている物は正規品なので、品質は確かな物です。

  • とにかく安くていいから!
  • もうちょっと性能とか付加効果欲しい!

という場合は、DIYしてみるのがオススメです。

(フィルター交換するだけでも効果はあると思います)

 

 

(+α…というと、薬味のイメージがあります)

 

 

※ディーラーのメンテナンスパックに入られている方は、交換のタイミングに注意してください

前職でいた地域のディーラーのメンテナンスパックで、

「エアコンフィルター、自分で交換したから交換不要です」

と伝えたのに、交換された経験があります。

(結構いいフィルターだったのに…)

 

 

メリット3 お買い物ポイントが手に入る

 

 

ECサイトで購入する事でお買い物ポイントを獲得できます。

使用期限が短い物ではないので、ポイントアップ期間やまとめ買いをすると、一層お得です。

 

 

 

 

エアコンの使用頻度の上がる季節の前にメンテナンスをして、快適な運転環境を作りましょう。

車内にいる時間が長い人は、環境を調えるのをお勧めします。

 

 

【追記】2023年 エバポレータークリーナー コレを使ってみた

 

 

この記事を書いてから、毎年シーズン前にエバポレータークリーナーの洗浄を行っています。

トヨタのディーラーで使っている物以外にも販売されています。

 

 

 

 

2023年は、このエバポレータークリーナーを使ってみました。

 

 

 

 

商品名は『Ag+ ERASER』です。

特徴としては…

  1. 富士フィルム社製のHydroAg+を採用
  2. 抗菌効果が1年間持続
  3. 銀イオンの効果で様々な菌やウイルスを抑える

横浜油脂 リンダ EZ19 Agイレーサー 自動車エアコン用洗浄剤 エバポレータークリーナー

楽天で購入

 

 

 

制汗スプレーに銀イオンが使われている物があるのは、割と知られていますね。

銀イオンでニオイの発生を抑える効果がある、がウリのクリーナーです。

 

 




 

 

施工行程は、上記の手順と変わりません。

施工予定日あたりで気温が下がってしまったので、別日に施工します。

 

 

≪施工後レビュー≫

気温が高めの日を狙って施工しました。

 

 

 

 

送られてきた箱の中に、入っていた同梱物です。

  • エバポレータークリーナー
  • ノズル
  • 説明書&施行日シール

 

 

 

 

この手の製品は、ニオイがあります。

施工中の液剤のニオイは悪いもではありませんでした。

(身体にはあまり良い物ではないので、なるべく吸引しない様にしましょう)

 

 

 

 

今回は2台(86、スペーシア)に施工しました。

ノズルの長さは必要十分、養生テープ等で施工時に動かないようにする必要があります。

 

 

 

 

取扱説明書にも、細かく施工手順が記載されています。

初めてDIYする人にも使いやすいのでは、と感じました。

 

 




 

 

噴射後に「エアコンON」で10分間の動かす事が記載されています。

全部のドアを開いた状態でも、10分間ではニオイは強く残るように感じました。

 

 

 

 

施工した時は、15分程度「エアコンON」の状態で送風させました。

ブロアファン下に新聞紙を敷いて施工しました。

スペーシアでは、液剤が新聞紙に垂れていました。

(86では液剤の垂れはありませんでした)

 

 

 

 

施工についてのレビューはこんな感じです。

施工後すぐは、エアコンのカビ臭さ等は解消されています。

梅雨の時期くらいにならないと、クリーナーの効果は分かりづらいです。

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コメント

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