車のアクセルとブレーキの踏み間違い防止について書いてみました。
後付けできる装置や、トヨタから出ているクッションについても触れています。
車のアクセルとブレーキの踏み間違いは身近にある
店舗に車が突っ込む、というニュースを聞く事が、それなりの頻度であります。
私自身も免許取得後に踏み間違いをして、冷や汗をかいた時がありました。
年齢の近い知人がケータイショップに突っ込むなど、割と身近に起こる出来事ですね。
記事執筆の少し前に、近くの病院で踏み間違いによる事故がありました。
改めて車の運転は気が抜けない物だと感じました。
踏み間違い防止 後付けについて
踏み間違い防止の後付け装置は、ディーラーやカー用品店で販売と取付が行われています。
調べたところでは、一定速度以下の場合での踏み間違いに作動します。
(走行中 30km/h、停車発進時 10km/h、後退時 5km/hなど)
また、後付けできるのは電子スロットル搭載の車です。
ディーラーやメーカーにて、対応車種としてリストに載っている車に限られています。
金額としては、幅が広いです。
- ディーラー … 約4~7万円
- カー用品店 … 4万円台
※記事執筆前リサーチ時
キャンペーン期間などでは、より手頃な金額で取り付けができる場合もあります。
DIYで取り付ける場合は、スロットルコントローラーに誤発進抑制機能の付いた物が通販サイトで購入できます。
車種やグレード専用の物が多いので、購入の際は車種等を確認しましょう。
踏み間違い防止 後付けの補助金について
踏み間違い防止の装置を後付けする場合に、国や自治体から補助金が出ます。
記事執筆時(2021/11/14)では、国の補助金は残高があるようです。
自治体の方は、お住いの自治体のHPで確認してみましょう。
補助金の中にも分類がされており、後付け装置に対する国の補助金は終了していました。
現在の残高のある物は、誤発進抑制装置が搭載されている中古車や新車の購入に対する補助金のみになっています。
車の買い替えを検討されている場合は、補助金についても調べてみるのはいかがでしょうか?
「一般社団法人 次世代自動車振興センター」のHPで確認できます。
踏み間違い防止 クッションについて
つい最近、トヨタから踏み間違い防止の為のサポートクッションが発売されました。
これは、シートのサイドのサポート力を補う事で、筋肉的負担を軽減して踏み間違いを減らす効果のあるアイテムです。
トヨタのHPでは、踏み間違いの要素として以下が挙げられていました。
- 加齢と共に股関節が開きやすくなる事
- シートのサイドのサポート力が弱く、足の筋肉の負担が大きくなる事
この2つにより、ブレーキを踏んでいるつもりでも、実際にはアクセルペダルに足が載っている状況が起きやすくなっているようです。
このクッションは、横方向に対するサポート力があります。
踏み間違い防止だけでなく、運転中の姿勢の補助としても効果のあるアイテムです。
また、導入しやすい価格帯のアイテムです。(Luxury 6,160円 Basic 4,290円)
気になる人はトヨタのディーラーに足を運んでみましょう!
他にも、サポート力のあるシートクッションをピックアップしてみました。
アメージングGT
体格に合わせてサイドウイングが調整できるシートクッション
おすすめポイント
- 上位モデルになるとパッドやクッションが追加され、より安定した運転姿勢に
- カラーバリエーションが3種類、車の内装に合わせて選べる
- 軽自動車にも装着可能、シートのホールド力を向上させたい人におすすめ
考慮ポイント
- 車種によっては取付ベルトが短い場合あり
シートクッション 背もたれ用&座面用セット
柔らかい素材で体にフィット、しっかりホールドするクッション
座面クッションは、お尻部分のみ高くできるので、小柄な人におすすめ!
おすすめポイント
- 通気性の高いソフトパイマー(短いストロー状)が蒸れを防いで快適に!
- 素材を抜き足しできるので、厚みの調整ができる(足すには別売りの中材の購入要)
- 洗濯可能、汗を吸っても清潔に使える
考慮ポイント
- 背もたれと座面、どちらかしか使わなくなる人も多い
- 中材の追加は、別途中材の購入の必要あり
PROFACT プロファクト シートクッションフルセット プレミアム
背もたれ、座面に分かれたシートクッションのセット
おすすめポイント
- 背中、腰回り、お尻のサポート力アップ、長距離の運転で疲れにくい
- 腰痛になりにくいというレビュー多数、腰痛に悩んでいる人におすすめ
- 後部座席にも装着可能、背もたれのみ、座面のみという使い方も可能
考慮ポイント
- 到着まで時間が掛かる場合あり
- 座面部分の座り心地に違和感というレビューあり
ピックアップしたシートクッションは、座面部分のホールド力がある物を選びました。
全体のホールド性が向上すると、運転姿勢を保持しやすくなり安全運転につながります。
踏み間違いに限らず、無理な運転姿勢による腰痛などに悩んでいる方は導入を検討されてはいかがでしょうか?
年末の帰省シーズンで長距離の運転を予定されている方は、お早めの準備をおすすめします!
↓↓運転環境を整えて快適に安全運転しましょう!↓↓
『安全運転は足元から! 知っておきたい、タイヤ空気圧の大切さ』
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