あなたの車のバッテリーは大丈夫ですか?
バッテリー上がりに遭う前に、寿命や交換の目安になる期間などをチェックしてみましょう!
目次
車のバッテリー 点検していますか?
車のバッテリーを日常的に点検する、なんてしてない人の方が圧倒的に多いのではないでしょうか?
私、Zも例にもれず日常的にバッテリーのチェックは行っていません。
しかし、夏場はエアコンを使ったりと、バッテリーにとっては過酷な季節です。
ドライブで出掛けた先でバッテリー上がりのトラブルに遭う前に、バッテリーの点検をしてみましょう。
以下に書いていく事に思い当たる場合は、ディーラーやガソリンスタンド、カー用品店でバッテリーの点検をしてもらいましょう。
車のバッテリー セルフ点検 エンジンが掛かりづらい
車のバッテリーのセルフ点検『エンジンが掛かりづらい』。
これは私も経験したことがあります。
始動する時にはバッテリーの電力を使用してセルモーターを回して始動します。
バッテリーが弱っている場合はエンジンが掛かるのに時間が掛かったりと、一言でいえば「エンジンが掛かりづらくなる」という事が多くなってきます。
私が経験したのは、「エンジンがギリギリ掛かった」感じの始動があった日の翌日にバッテリー上がりに遭いました。(急用での出発でなかったのが救いでした…)
振り返れば、ディーラーの半年毎の点検で「バッテリー弱ってますね。長距離を乗るようにしてあげるといいですよ。」とは言われていたので、そのタイミングで交換してもらっても良かったんでしょう。(「交換しませんか?」って提案があれば交換してもらったのに…)
車のバッテリー セルフ点検 ライトが暗くなる
車のバッテリーのセルフ点検『ライトが暗くなる』。
LEDのヘッドライトでは確認しづらいですが、バッテリーからの給電でライトを明るくしているので、供給できる電力が落ちるとそれに伴い明るさも落ちていきます。
LEDではなく、電球の使われている箇所が「最近暗くなってきたような…」気がした場合は、バッテリーが弱っているという可能性を疑ってみましょう。
車のバッテリー セルフ点検 バッテリー液が減った・変色した
車のバッテリーのセルフ点検『バッテリー液が減った・変色した』。
メンテナンスフリーのバッテリーの場合は、外見からバッテリー液の状態を確認できない事が多いようです。
側面が半透明になっている場合は、バッテリー液の水位や色をチェックしてみましょう。
水位が「LOWER LEVEL」などの低い線に近い場合は、カー用品店などで販売されている補充液で補充を行いましょう。
バッテリー液が透明では無くなっている場合は、バッテリーとしての性能が落ちてきているのでバッテリー交換をしましょう。
車のバッテリー セルフ点検 車両電圧の低下
車のバッテリーのセルフ点検『車両電圧の低下』。
通常の自動車のメーターパネルでは電圧などの表示はありません。
アフターパーツとして各種メーターを付けていたり、レーダー探知機をOBDⅡソケットからの給電で設置している場合は、車両電圧を確認する事ができます。
レーダー探知機の車両電圧の表示が、必ずしも正確なものとは限りません。
やはり、チェッカーを使ってバッテリーから直接電圧を測ることが一番です。
私の86にはレーダー探知機をOBDⅡソケットからの給電で設置していたので、バッテリー上がりに遭ってからは、車両電圧を表示するように設定しています。
電圧の数値は各種調べてみたところ12~13Vが適正のようです。
確かに、86がバッテリー上がりになった後の電圧は11V台でした。
たいていの車はフロントボンネットの中にバッテリーが格納されています。
定期的にチェッカーを使って電圧を調べるのが理想ではあります。
レーダー探知機を付けている人はOBDⅡケーブルに付け替えて、電圧などの車両情報を表示させてみてはいかがでしょうか?
ちょうど記事を執筆している時に86を運転しましたが、車両電圧が14V台でした。
適正は12~13Vと自分で書いているので、気になり調べてみました。
調べた所、14V台はバッテリーの充電中である事がわかりました。
一般的なバッテリーは80~100%の充電状態が良好な状態のようなので、
満充電に近い状態では13V台で落ち着くようです。
詳しく書かれているサイトがあるので、検索してみてください。
車のバッテリー 寿命の目安や期間は?
車のバッテリーの寿命となる目安や期間はどれくらいでしょうか?
車のバッテリーの寿命の目安となる期間
車のバッテリーの寿命の目安となる期間については幅が広いです。
たいてい2~5年の間となっています。
ただ、車の使用される環境は人それぞれなので、具体的に〇年とは言い切れません。
バッテリーの寿命を縮める使い方や環境が折り重なれば、2年程度で限界を迎えてしまう場合もあります。
そこで、こんな乗り方していませんか?というチェックをしてみましょう。
車のバッテリーの寿命に優しくない乗り方チェック
- 電装品をたくさん装備している
運転環境を快適にするアイテムで給電して使用するものは、停車中は特にバッテリーへの負担を増やすので、使用していないアイテムはコードを抜くなどしておきましょう。
- エンジンを切って室内灯、エアコンなどを付けっぱなしにしている事が多い
バッテリー上がりを招く要因の一つに「室内灯を付けたままエンジンを切った」というのがあります。
エンジンで発電ができない状態では、放電する一方なのでバッテリーに取っては大きなダメージとなります。
- 夜間の運転が多い
夜の運転では、灯火類を付ける必要がある為、必要となる電力が増えます。
特にフォグランプを視界が悪いわけでもないのに付けている場合は、バッテリーの為にも消しておきましょう。
- 極端に寒い(または暑い)環境で車を運転してる
気温が低くなる冬場はバッテリーの性能が落ちます。(夏場も同様です)
夏場は熱気が籠るエンジンルームはバッテリーにとって過酷な環境です。
寒冷地と言われる地域では寒冷地仕様のバッテリーを使用したり、夏場は日晒しの状態をなるべく避けましょう。
- ちょい乗りがほとんど
1回の運転での走行時間や距離が短い場合は、十分な充電ができずバッテリー性能が低下する要因となります。1週間に1回以上は30分以上の運転を心がけてましょう。(アイドリング状態を30分では意味がありません)
いかがでしたか?
電力を消費するアイテムや装備を使っている場合は、走行中ではあまりバッテリーには負荷を掛けない事が多いです。
しかし、停車中ではバッテリーからの給電が増えるので、バッテリーにとっては負荷となる事がおおいようです。
私が利用しているディーラーのメンテナンスパックでは、半年毎のオイル交換時にチェックをしてくれます。
ガソリンスタンドなどでオイル交換を依頼する時に、バッテリーの点検を合わせてしてもらうのも良い方法です。
車のバッテリー 交換の費用は?
車のバッテリーを交換する場合の費用はどれくらいになるのでしょうか?
調べてみたところ、交換に係る費用は以下のとおりでした。
「新しいバッテリーの代金」+「取付工賃」
古いバッテリーの処分に対しては費用は発生しないようです。
店舗によっては「当店での購入の場合のみ」などの条件が付いている事もあるので、要確認です。
車のバッテリー交換 注目すべきは「取付工賃」に非ず!
私なりに調べているうちに、バッテリー交換はやり方によっては倍近い差額ができてしまうようです。
それは「取付工賃」の金額ではなく、「バッテリーの代金」でした。
カー用品店によっては取付工賃が1000~2000円の差があります。
バッテリーそのものの価格が、ネット通販で購入できる金額よりも、はるかに高く設定されています。
実店舗とネット店舗では掛かる経費が違うので、この部分は仕方ないことではあります。
思えば86のバッテリーを交換した時はいくらだったかな…
5年ほど前の事になってしまうので、記憶に残っていませんでした。(時期的にも良い交換時期になるので、バッテリー交換を検討します)
なので、なるべくバッテリーを交換する費用を抑える場合は、
「ネットで購入して」「自分で取り付け(もしくは持ち込みで取り付けをしてもらう)」
という方法が1番でしょう。
近々86の車検があるので、合わせてバッテリーの状態についても何かしらのアクションがあると思われます。
(追記)車検も無事に通りました。
やはりバッテリーは「弱ってきている」とのことでした。
知り合いから安くバッテリーを購入する事にしたので、交換という選択を検討して正解でした。
せっかくなので、バッテリー交換をDIYでやってみようと考えています。
それは別の記事に書こうと考えています。
GWや気候的にドライブにもってこいの季節になりました。
安全運転はもちろんのこと、車の状態のチェックを忘れずに!
コメント
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