高齢者を車に乗せる時に便利なステップについて調べました。
介護保険から給付が受けられる場合や、福祉車両購入の場合の助成についても調べました。
高齢者が車の乗り降りに使うステップ(踏み台)について
私は、90歳越の祖母の月1回の通院に同行します。
その時は軽自動車で移動します。
小柄な祖母にとって軽自動車のフロアは高い様です。
最近は、特に乗り降りという動作に時間がかかるようになりました。
そこで、ある事を思い出しました。
祖母がお世話になっている施設の送迎車両です。
その車はスライドドアを開くと、ステップが自動で出てくる仕様の車です。
自家用車を同じ仕様にする事は難しいです。
しかし、乗り降りする時に踏み台があれば、楽になるのでは?
と考えました。
そこで、こんなポイントを抑えたステップを探してみました。
- 嵩張らない(それなりの大きさは必要)
- 丈夫(耐荷重が高め)
- 滑りにくい
- (比較的)手頃な価格
1つ目と2つ目は相反する要素です。
その折衷の性能の物があれば、と考えました。
靴底が濡れている場合の事を考えると滑り止めは必要です。
価格は性能に比例するものではあります…
…が、コスパが良いに越した事はありません。
今回は軽自動車向けのステップを探しました。
基準はSUZUKIのスペーシア(最低地上高150mm)です。
祖母の送迎に使う他の車(TOYOTA ウィッシュ)も同じ最低地上高でした。
高齢者 車の乗り降り ステップ おすすめ①折り畳み式踏み台
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折り畳み式の踏み台
- 使用時サイズ:38cm(幅)x22cm(奥行)x13cm(高さ)
- 折り畳み時サイズ:39.5x5x24
- 耐荷重:約100kg
- 本体重量:約1.12kg
- 素材:PP(ポリプロピレン)、TPRラテックス
特徴
- 折り畳み式で嵩張らない&車に常備できる
- 天板にラバー製の滑り止め付き
- 軽い&丈夫&安い
軽い素材で、玄関・ベランダ等住宅でも持ち運びが楽です。
価格が同じ踏み台の中ではダントツに安かったです。
高齢者 車の乗り降り ステップ おすすめ②bimiti 玄関踏み台
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プラスチック製の玄関踏み台
- 使用時サイズ:50cm(幅)x40cm(奥行)x9cm(高さ)
- 耐荷重:約200kg
- 本体重量:約1.0~2.0kg(梱包重量が1.96kg)
- 素材:PP(ポリプロピレン)
特徴
- 天板にTPE滑り止めマット(取り外し可)
- 滑り止めマットは小さい丸付き
- 天板に12箇所の排水穴
①の折り畳み式より大きいが、重量差は大きくない。
高さが低いので①の13cmを高く感じる人におすすめです。
排水穴と滑り止めマットがあるので、屋外でも安心して使用できます。
高齢者 車の乗り降り ステップ おすすめ③ユニバステップコンパクト
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アルミ製でより頑丈な踏み台
- 使用時サイズ:54.3cm(幅)x33cm(奥行)x23cm(高さ)
- 折り畳み時サイズ:54.3x33x9.8
- 耐荷重:約100kg
- 本体重量:3.4kg
- 素材:アルミ
特徴
- アルミ製でより頑丈
- 折り畳み式で嵩張りにくい
- 天板に滑らない加工
プラスチック製よりも耐久力のあるアルミ製
重さもあるので、乗った時に動きにくい
最低地上高が高めの車にも使える
足を高く上げられない人には向かないかも…
高齢者 車の乗り降りの補助アイテム おすすめ
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ステップ(踏み台)の他にも持ち手があると、乗り降りがしやすいです。
高齢者だけではなく、子供の乗り降りにも便利です。
高齢者の介護用品 介護保険の補助はある?
高齢者の介護用品に介護保険の補助はあるのか?について調べました。
これは「物によってはある」です。
介護保険の補助を受けられるのは、住宅の改修や福祉用具のレンタルです。
要介護度により自己負担割合が変わります。
一生涯20万円が限度に設定されています。
金額が大きいので「アレも!コレも!」としたい所です。
限度額を使い切ると、補助は受けられないのでしっかり検討しましょう。
車にも使える福祉用具レンタルに、介護保険の補助が使える場合があります。
保険の担当や店舗スタッフに問い合わせてみましょう。
知ってました? 介護の為の助成金制度や減免の存在
介護保険の補助が使えないケースもあるので注意が必要です。
例えば「親の介護の為に車を買い替える」が該当します。
これは介護保険ではなく、
「税金の免除」
「燃料費等への助成」
といった制度の方になります。
厳密には「福祉車両の購入」や「福祉車両への改造」の場合は減免・助成が受けられます。
条件が設定されている場合もあるので、要リサーチです。
また、「要介護認定=減免・助成」ではありません。
原則として、当人の持つ障害を証明する物(手帳)が交付されている場合に限られます。
…なので
要介護認定の親の介護の為に「セダン→ワンボックス」に買い替え
という場合、自動車取得等に係る税金の免除は受けられません。
詳細については、自治体や市区町村役所の窓口に問い合わせてみましょう。
家族の通院等の介添えから、今回のテーマを思いつきました。
掛けている保険から補助が受け取れるケースがあるのは知りませんでした。
制度にも助成や減免が作られているのも、当事者に近くなければ知りえない事だと思います。
もしかしたら、ケアマネージャーや福祉関係の仕事の方はご存知なのかもしれません。
車とは若干無関係な部分が含まれますが「発見」の一助になればと思っています。
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