車内に仕切りを入れる事による効果とは?
カーテンタイプのものや自作、違法になる使い方について書いてみました。
車に入れる仕切りとは?
車に入れる「仕切り」について。
バンやワンボックスなど、後部座席や荷室がつながっている車で、こんな経験ありませんか?
- 夏や冬にエアコンが効くのに時間が掛かる
- 一人で乗る事がほとんどだから、前座席だけエアコン効けばいいのに…
- 車中泊で運転席の窓から車内が見えてしまう
このような悩みに効果的なのが「仕切り」です。
その言葉の通り、運転席・助手席部分と後部座席を「仕切る」アイテムです。
車に入れる仕切りの効果とは?
車に入れる仕切りの効果を挙げていきます。
車の仕切りの効果① エアコンの効きが良くなる
車に仕切りを入れる事による効果の1つ目は、エアコンの効きが良くなる点です。
直接的な効果ではありませんが、車内空間を狭くすることで、効率よく室温の調整ができるようになります。
夏や冬の通勤で、早く快適な温度に車内を調整できるのは、快適な運転環境を調える事につながります。
車の仕切りの効果② プライバシーの保護
車に仕切りを入れる事による効果の2つ目は、プライバシーの保護になる点です。
車中泊や車内で休憩する時に、後部座席で休憩しても、外からは意外と見えてしまいます。
車中泊について書いている記事でも取り上げていますが、すべてのガラスにシェードを付けるという方法があります。
しかし、少し休憩する為に、そこまでの手間を掛けるのは面倒と感じる人は多いのではないでしょうか?
そこで、後部座席と運転席・助手席の間にカーテンを付ける事で、手間を掛けずにプライバシーの保護ができます。
リサーチでは、車種専用設計の物から、使い古したカーテンなど、様々なアイディアのDIYを見られました。
車の仕切りの効果③ 飛沫や汚れ対策
車に仕切りを入れる事による効果の3つ目は、飛沫や汚れへの対策という点です。
現在も続いているコロナウイルス感染症の対策として、至る所で仕切りが設置されています。
他にも、バイクを車に乗せて移動する際に、前席シート背面が汚れない為に仕切りを設置しているようです。
車に入れる仕切り DIYと専用設計品 どちらがいいの?
車に入れる仕切り、DIYと専用設計品、どちらがいいのか?について。
それぞれに長所短所があるので、書いていきます。
車に入れる仕切り DIYのメリット・デメリット
まずは、車に仕切りをDIYで設置する事のメリット・デメリットです。
車に仕切り設置 DIYのメリット
- 低予算でできる
- アイディア次第で設置方法は様々
- DIYだから外れたり壊れても直しやすい
車に仕切り設置 DIYのデメリット
- 設置してもガタツキやフィット感に欠ける
- 車のサイズに合わせるので、時間と手間が掛かる
- 試行錯誤を繰り返すと費用が嵩む
次に専用設計品を設置する場合のメリット・デメリットです。
車に仕切り設置 専用設計品のメリット
- 専用設計だからこそのフィット感の高さ
- 機能だけではなく質感も良い
- 取付けも簡単
車に仕切り設置 専用設計品のデメリット
- 汎用品やDIYに比べて割高
- 車種によっては取扱の無い物もある
他にも、仕切りに使われる素材も異なります。
用途に合わせて素材を選択する事も大切です。
車の仕切り 素材ごとの特徴について
車の仕切りの素材ごとの特徴について。
リサーチした中では、ビニールの物とそれ以外(布)でした。
ビニール素材の場合は、透明度が高ければ付けたままでも、後方の視界が確保できます。
また、後部座席との空間をしっかり仕切れるので、断熱やエアコンの効きを重視する場合に適しています。
布地の場合は、車外から、中が見えない様にする事に適しています。
後方の視界が確保できないので、走行中は端に寄せる必要があります。
(リヤビューモニター搭載車では不要かもしれません…)
他にも、ビニールの場合は、紫外線による劣化で変色、経年で破れることが考えられます。
一定期間ごとの交換を考えると、手頃な物で済ませる事も必要です。
その点、布地の物は洗濯可能な素材であれば、衛生面でのメンテナンスも簡単です。
車の仕切り おすすめ5選
車の仕切り、おすすめ5選をピックアップしました。
面ファスナーで取り付け簡単 透明シート
面ファスナー付きで、取り付け簡単!
おすすめポイント
- フェルト素材の天井なら、そのまま取付できる
- 取付用の面ファスナー(天井貼付け用)も付属
- 乗用車にもバンにも使え、エアコンの効きが良くなる
ワンタッチパーティション
ワンタッチで簡単取付できる、ビニールシート製パーティション。
おすすめポイント
- レール等の設置不要
- 畳んで収納できる、使う時に設置するだけ
備考
- ヘッドレスト一体型、厚みのあるシートは取付不可
- ビニールシートのシワが残るので、伸ばす必要あり
- 夜間、ビニールシートに後続車のライトが反射する場合あり
間仕切りカーテン
設置は自由自在、超サテン生地のカーテン
おすすめポイント
- 超サテン生地で透けにくい
- 設置が自由自在、窓にも使える
- フックを掛けるだけの簡単設置
備考
- ピラーの形状により設置不可の箇所あり
汎用 間仕切りセンターカーテン
汎用のカーテン・レールのセット
おすすめポイント
- アルミ製のレールで曲げ・切断が自由
- レール分割が選択できる、送料が節約できる
- マジックテープでカーテンの開閉も楽!
備考
- 取付け箇所に穴開けの必要あり
PVCアキレスビニールカーテン
工場などで使用されているビニールカーテン
おすすめポイント
- 高い透明度、後方視界もしっかり確保できる
- 選べる種類(色、厚さ等)が豊富
備考
- 車用ではないので、サイズ調整・取付方法を考える必要あり
- 納期がかかる場合あり
車の仕切り 違法になる使い方について
車の仕切り、違法になる使い方について書きます。
特に注意が必要なのは、フロントガラス、運転席と助手席の窓ガラスです。
フロントガラスは、運転中の視界を妨げる物を置かないのが基本です。
運転席と助手席の窓ガラスは、走行中は視界確保の為にカーテンやシェードを外しましょう。
仕切りのカーテンを畳む場合は、ピラーに沿うように畳みましょう。
車の使い方により、適している仕切りのタイプが異なります。
一発で最適な物を見つけるのは難しいですが、この記事がその一助になれば幸いです。
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