車の鍵の閉じ込みが起こるのは、なぜなのか?
スマートキーでもインロックが起こってしまう原因について調べてみました。
車の鍵の閉じ込みとは?
まず、車の鍵の閉じ込みについて。
車に限らず、こういった経験された事はありませんか?
- ホテルで鍵を置いたまま部屋の外に出てしまった(ドアはオートロック)
- マンションなど、エントランスから外に鍵を持たずに出てしまった
- 車の中に鍵があるのに、施錠してしまった
車に限らず、1度は経験があると思われます。
ホテル勤務時代に、解錠する側でよく遭遇しました。
今回は車内に鍵があるのに、施錠してしまった場合について書いてみました。
次に、閉じ込みが起こる原因について書いていきます。
車の鍵 閉じ込みの原因について
車の鍵の閉じ込みの原因について調べました。
最近はワイヤレスで施錠ができる車がほとんどです。
先に、シリンダーに鍵を差し込んで施錠する場合の閉じ込みの原因について。
これは主に「鍵を使わなくても施錠できる方法」があるからです。
車の鍵 閉じ込みの原因 「鍵を使わないドアロック」
古い車ではドアのロックを掛けて、ドアノブを引いたままドアを閉める、という方法があります。
私自身が小学生の時に、親がしていた記憶があります。
鍵が無くても施錠できてしまうので「少し車を離れるだけ」という時に使っていました。
閉じ込みをするタイミングに限って、鍵が手元にあるか確認するのを忘れてしまいます。
スマートキーが普及している最近では、違う原因があるようです。
車の鍵の閉じ込み スマートキーのインロックの原因は?
鍵を出す事がなく施錠・解錠ができるスマートキー。
車内への閉じ込みと無縁と思いきや、発生するようです。
その原因は主に3つあるようです。
スマートキーのインロック原因① 電池残量が少ない
スマートキーのインロックの原因の1つ目は「電池残量が少ない」事です。
スマートキーの電池交換の記事を書いています。
電池の残量が少なくなると、施錠や解錠の反応が遅くなります。
車内に鍵があるのに、スマートキーからの信号が弱いと鍵が無い状態と見なされてしまいます。
車内に鍵がある場合に、警告音を鳴らす機能がある車でも、この場合は施錠できてしまいます。
また、一定時間おくと施錠されるオートロックの機能を装備している場合も注意が必要です。
予防策としては、定期的に電池交換する事です。
スマートキーのボタン電池は2~3年程度が交換目安とされています。
電池残量が少ないと、メーターパネルに警告が表示される車種もあります。
【追記】最近、妻が愛車のデミオでインロックしました。
任意保険の特約で、鍵屋さんい開けてもらいました。
鍵屋さん曰く、
「マツダの車は(電池残量に関わらず)インロック率高いですよ」との事でした。
スマートキーのインロック原因② 施錠ボタンが押されてしまう
スマートキーのインロックの原因の2つ目は「施錠ボタンが押されてしまう」事です。
鞄に入れている状態で、何かの拍子で施錠ボタンが押されてしまう場合があります。
予防策としては、車を離れる場合は必ず鍵(の入った鞄)を持ち出す事です。
または、スペアキーを車内とは違う場所に置いておく事です。
自宅の駐車場であれば、自宅にあるスペアキーで解錠できます。
出先の場合の対策も必要です。
調べた中では、バンパー裏等に貼り付けておく、という方法がありました。
これは、盗難のリスクを考えるとおすすめできる方法ではありません。
必ず身に付けている物に、鍵を付けておくのが良さそうです。
スマートキーのインロック原因③ センサーの故障
スマートキーのインロックの原因の3つ目は「センサーの故障」です。
スマートキーの電池も残量があるのに、施錠や解錠の挙動が不安定な場合です。
このような場合は、ディーラーや購入した販売店へ問い合わせてみましょう。
これについては予防策がありません。
「ん?」と感じた時に、早めに販売店などで見てもらいましょう。
インロックに限らず、スマートキーの取り扱いの注意点は複数あります。
車の取扱説明書に記載があるので、確認しておきましょう。
スマートキーは電波を発しているので、電波を遮るのが良くないようです。
スマートフォンの近くでスマートキーを使用すると、反応が良くない場合があるようです。
車の鍵の閉じ込み 開け方は?
車の鍵の閉じ込みが発生した場合、その開け方について調べました。
1番確実な方法は「スペアキーで開ける」という方法です。
それ以外の方法は…
- ピッキング
- 窓を割る
- ロードサービス(専門業者)を呼ぶ
…があります。
上の2つは、避けましょう。
ピッキングは、鍵のシリンダーを破損する場合があります。
針金などの道具で車体に傷をつけるリスクも発生します。
最悪の場合は、解錠できずにシリンダー交換の費用もかさんでしまいます。
車内に子供やペットがいて、急を要する場合は119番で救急を呼ぶのが1番です。
この場合は、窓を割っての救助になると思われます。
急を要していない場合は、JAFのロードサービスや専門業者を呼びましょう。
JAFのHPで試算すると以下の様な費用になりました。
参照:『JAF HP』
加入している任意保険のロードサービスの対応内容も確認しておくと安心です。
インロックした場合は「無理に自分で解錠しようとしない事」が大切です。
鍵の閉じ込みは、まさかというタイミングで発生しやすいです。
普段から、車から降りるときは鍵を持って降りる習慣づけが必要です。
2~3年の間にスマートキーの電池交換をしていない場合は、電池交換をしておきましょう。
スマートキーの電池交換はDIYで簡単にできます。
電池交換は取扱説明書に手順が記載されています。
動画サイトに参考になる物が多くあるので、自信が無い場合は探してみるのをお薦めします。
私も家族の車のスマートキーの電池交換を初めてする時は、動画を探して予習しました。
妻の車のスマートキーも交換時期になるので、電池交換しようと思います。
【追記】インロックしてしまった! 実際にしたことについて
最近、妻が愛車のデミオでインロックしてしまいました。
「運転席ドアを閉めて、後部座席を開けようとしたらロックされた」
との事でした。(後部座席に鍵の入った鞄があった)
スマホを手に持って車外に出た事が幸いでした。
私は自宅で連絡を受けました。
その時に考えた選択肢は2つ。
- 自分がスペアキーを持って行く
- JAFor任意保険のトラブルに相談する
インロックした場所は、片道で1時間弱ほどの距離でした。
その後の私の予定が動かせなかったので、選択肢1は無くなりました。
結局は選択肢2、任意保険のトラブル問い合わせへ電話しました。
デミオにはロードアシスタンス特約を付けていて本当に良かったです。
本当に便利の一言でした。
任意保険会社のアプリから「事故の問い合わせ」へ電話しました。
その後、音声ガイドに従ってコールセンターへ繋いでいただきました。
伝えた事は以下です。
- トラブル「インロックした」
- 契約者の名前、車の情報
- 車種
- ナンバー4桁
- ドアハンドルの鍵穴の有無
- プッシュスタートか?
- 車がある場所(妻に教えてもらう)、妻の連絡先
- 現場にいる人でJAF会員の有無
この後、保険会社から妻へ連絡を取ってもらいました。
鍵屋の到着が30~40分程と聞きましたが、実際はもっと早かった様です。
鍵屋の到着後、すぐにロックを解除してもらえたとの事でした。
私の方には、保険会社から5分程後に報告の報告がありました。
特約を付けている車両だったので、業者の出張費用等は掛かりませんでした。
今回は妻はJAF会員ではなかったので、保険会社一択でした。
JAF会員の場合は、JAFのロードアシスタンスの方が早く現場に到着できる場合があります。
インロック(鍵の閉じ込み)を予防する為には以下のポイントを抑えておいた方が良さそうです。
- 鍵を持って車外にでる(習慣を付ける)
- 定期的にスマートキーの電池交換をする
- 運転席を最後に閉める(習慣を付ける)
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