高速道路をもっと快適に!古い車にETC車載器を取り付けるべき理由

スポンサーリンク
情報

「付けてないなら、早くに付けるべき!」

遠出する時に高速道路などの有料道路を利用した経験は、誰でもあると思います。

今回は、有料道路への進入をスムーズにしてくれるのが「ETC」です。

ETC車載器や、目にする事の多い「ETC2.0」について調べてみました。

 

 

 

 

ETC車載器とは?

 

 

ETC車載器は、高速道路や有料道路の料金所で停車せずに通過できるシステムです。

車載器と料金所のアンテナ間で無線通信を行い、自動的に料金を支払います。

これにより、渋滞を避けスムーズな通行が可能になります。

 

 

 

 

ETC車載器を取り付けるメリット

 

 

ETC車載器を取り付けることで、以下のようなメリットがあります。

  • 時間の節約:料金所での停車が不要になり、通行時間が短縮されます。
  • 燃費の向上:停車と発進を繰り返すことがなくなるため、燃費が向上します。
  • 割引の適用:ETCを利用することで、各種割引が適用されることがあります。

 

 

 

 

割引にはそれぞれ条件があります。

「ETC車載器を搭載して、ETC対応のゲートを通行する」は共通する前提条件です。

それ以外の各条件をご紹介します。

 

 

ETC車載器を取り付けるメリット 割引の種類と条件

 

 

  • 早朝夜間割引
    早朝・夜間の時間帯の高速道路の利用で受けられる割引
    条件: 対象時間帯に通行する(早朝…6:00~9:00 夜間…17:00~20:00)

 

  • 休日割引
    土日祝日の高速道路の利用で受けられる割引
    条件: 対象日(休日)に通行する

 

 

 

 

  • 深夜割引
    深夜の時間帯の高速道路の利用で受けられる割引
    条件:対象時間帯に通行する(0:00~4:00)

 

  • 平日朝夕割引
    平日の朝・夕方の時間帯の利用で貯まる割引ポイントが、後日割引として還元される
    条件: 対象時間帯に通行する(6:00~9:00、17:00~20:00)
    ※事前に「平日朝夕割引」の登録が必要

 

 




 

 

  • 大口・多頻度割引
    高速道路を頻繁に利用する事業者向けの割引、利用回数や距離に応じた割引が適用される
    条件:事前に「大口・多頻度割引」の登録が必要

 

 

 

 

ETC割引 優先順位について

 

 

重複する割引の優先順位については、基本的には割引率が最も高い方が優先されます。

重複して適用されることはなく、割引率の高い方が適用されます。

具体例を以下に挙げました。

 

 

 

 

割引が重複する場合の優先順位

 

 

  • 早朝夜間割引が優先される場合
    平日の早朝or夜間に通行する場合 → 適用割引: 早朝夜間割引

 

  • 休日割引が優先される場合
    土日祝日の早朝or夜間に通行する場合 → 適用割引: 休日割引

 

 

割引の重複適用がない具体例

 

 

  • 例①: 土曜日朝7時に高速道路を利用する →  休日割引(早朝夜間割引は適用されない)
  • 例②: 平日夜18時に高速道路を利用する →  早朝夜間割引(休日割引は適用されない)

 

 

 

 

もし、現在所有する車にETC車載器が無い場合は、導入を検討してはいかがでしょうか?

導入する場合は機種の選定や取付け方法(DIY or 外注)など、段階があります。

 

 

ETC車載器の選び方

 

ETC車載器を選ぶ際には、以下のポイントについて考えてみましょう。

 

 

 

 

① アンテナ一体型ETC車載器

 

 

 

 

【特徴】

  • 設置が簡単: ダッシュボード上に設置するだけでOK
  • 価格が安い: 比較的安価で手に入る
  • 適した設置場所:ダッシュボード上に設置するのが一般的

 

【メリット】

  • 取り付け簡単(DIYで取り付けたい方におすすめ)
  • カードの取り忘れ防止( ダッシュボード上で取り忘れに気付きやすい)

 

 

【デメリット】

  • 目立つ(外から見えやすく、防犯面で注意が必要)

 

 

② アンテナ分離型ETC車載器

 

 

 

 

【特徴】

  • 設置の自由度が高い: アンテナと本体が分かれていて、設置場所の選択肢が多い
  • 適した設置場所:アンテナ(ダッシュボード・フロントガラス)
    本体(グローブボックス・コンソールボックスなど)

 

 

【メリット】

  • 見た目がすっきり: 本体が目立たない場所に設置でき、インテリアの見た目を損なわない
  • 防犯面で安心: ETCカードが挿入されていても外から見えにくい

 

【デメリット】

  • 取り付けがやや複雑: アンテナ・本体を別々に設置するため、取り付けに少し手間が掛かる

 

 




 

 

③ ETC2.0対応車載器

 

 

 

 

【特徴】

  • 次世代型: 料金決済以外に道路情報と連動して各サービスが受けられる
  • 適した設置場所:アンテナ分離型と同様

 

 

【メリット】

  • 多機能: 渋滞の迂回ルート案内、安全運転サポート等のサービスが利用できる

 

 

【デメリット】

  • 価格が高い: 従来型のETC車載器よりも高価

 

 

ここでETC2.0についてご紹介します。

 

 

ETC2.0とは? 今までのETCとの違いは?

 

 

ETC2.0は従来のETCに比べて多くの機能が追加されています。

ETC2.0は、より便利で安全なドライブをサポートしてくれます。

 

 

 

 

主な違いと実際の使用における変化について説明します。

※ETC2.0のサービスは2014年にスタートしています

 

 

ETC2.0 従来との主な違い

 

  • 双方向通信機能の強化
    従来: 高速道路の料金所での料金収受のみを行う
    2.0: DSRC技術で道路と車両間でリアルタイム&大容量の情報を双方向で通信する

 

  • 広範囲の交通情報の提供
    従来: 料金所での決済機能のみ
    2.0: 最大1,000km先までの交通情報を取得、渋滞回避や迂回ルートの案内が可能

 

 

 

 

  • 災害情報の提供
    従来: 災害情報の提供なし
    2.0: 地震など災害発生時に音声で通知、安全行動をサポート

 

  • 高速道路からの一時退出と再進入
    従来: 一時退出すると割引がリセットされる
    2.0: 一定時間内に再進入で料金がリセットされず、割引が適用される

 

 

 

 

従来に比べるとETC2.0では運転をサポートする機能が強化されている事が分かります。

他にも一時退出・再進入での割引適用は気になる所ですね。

そこで、一時退出・再進入について詳しく調べてみました。

 

 

ETC2.0 一時退出・再進入と見なされる条件について

 

 

 

 

  • ETC2.0搭載車
    → 言わずもがな
  • 同一のETCカードを使用する
    → 退出から再進入までの間、同じETCカードを使用する必要アリ
  • 対象のIC(インターチェンジ) or スマートICを利用する
    → 指定されたICまたはスマートICで行う必要アリ
  • 対象の道の駅に立ち寄る
    → 一時退出後、指定された道の駅に必ず立ち寄る必要アリ
  • 2時間以内に再進入する
    → 一時退出後、2時間以内に同じICから再進入する必要アリ

 

 

 

 

一時退出・再進入での割引についても詳しく書いていきます。

 

 




 

 

ETC2.0 一時退出・再進入での割引について

 

 

ETC2.0の一時退出における割引は、再進入時に追加料金が発生しないだけでありません。

以下のようなメリットもあります。

 

 

 

 

  • 追加料金の免除
    一時退出後、2時間以内の再進入なら追加料金は発生しない
  • 特定区間での割引
    一部の道路で、ETC2.0利用者に対して特別な割引が適用されることがある
    例…圏央道、新湘南バイパス、東海環状自動車道など(約20%の割引が適用)
  • 長距離逓減制の適用
    高速道路の長距離利用で、距離に応じた割引が適用される
    →直接目的地に向かった場合と同じ料金で利用できる

 

従来のETCでは、 一般的な割引のみです。

ETC2.0を利用する方が、よりお得に高速道路等の有料道路を利用できます。

 

 

ETC2.0 使うと何が変わる?

 

 

実際の使用における変化についてまとめました。

 

 

 

 

  • 渋滞回避(目的地までの移動がスムーズに)
    広範囲の交通情報を基に、渋滞を避けるルートを案内してくれる
  • 安全性の向上
    災害時の情報提供により、迅速かつ適切な対応が可能になる
  • 利便性の向上(高速道路からの一時退出が簡単に)
    休憩や食事で一時的に退出、再進入時に追加料金が発生しない
  • コスト削減(利用料金の節約に繋がる)
    専用割引が利用できる ※事前登録が必要な場合アリ

 

 

ETC2.0には多くのメリットがある事がわかりました。

では、ETC車載器の導入についても書いていきます。

 

 

ETC車載器の導入について セットアップ店とは?

 

 

先述にETC車載器にはタイプがあると書きました。

導入には車載器の種類を選ぶ必要があります。

 

 

 

 

同様に、ETC車載器のセットアップが必要です。

これにはセットアップ登録店にてセットアップしてもらう事が必要です。

ETCの不正利用を防ぐ為です。

(「ETC総合情報ポータルサイト」にて登録店舗の検索ができます)

 

 

 

 

登録の時間は車載器の取り付け時間内で完了できます。

技術料等の費用が掛かりますが、持ち込みしてセットアップしてもらうのが良さそうです。

中には店舗購入に限る、という条件付きの場合があるので要確認です。

 

 

ETC車載器 セットアップに必要な物は?

 

 




 

 

以下は、ETC車載器をセットアップしてもらう時に必要な物です。

 

 

  • ETC車載器
  • 車検証
  • 身分証明書(本人確認用)

 

 

 

 

依頼するセットアップ登録店にも確認しておきましょう。

セットアップ登録店には、以下の店舗が登録されています。

 

 

  • 自動車ディーラー
  • 中古車販売店
  • カー用品店
  • ガソリンスタンド

 

 

 

 

ポータルサイトでは、マップで確認する事ができます。

導入を検討されている場合は、調べてみましょう。

↓↓ こちらも一緒に読んでみて! ↓↓

『ETCを使ってポイントゲット?』

コメント

タイトルとURLをコピーしました