車のモールの劣化、白化、色褪せ、傷み、が磨きで黒が復活する?
過ごしやすい気候になると、ドライブしたい気分になりませんか?
ドライブや遠出の気持ちを盛り上げるために、前日に洗車する人も多いと思います。
そんな普段通りの洗車で綺麗になった愛車を見ると「納車の時と何か違うんだよな~」
って感じた事ってありませんか?
もしかしたら、それは「モールが黒くなくなったから」かもしれません。
それは、車のモールが劣化、白化、色褪せや痛みが原因です。
そこで、今回は車のモールを磨くことで黒が復活するおすすめコーティング剤を取り上げます!
車のモールとは?
ドアにある「ウェザーストリップ」や、ルーフについている「ルーフモール」など、車の各所に取り付けられているパーツ。
ウェザーストリップは、水切りモールとも呼ばれていて、主にドアのガラスに付いた水滴を取ったり、ドア内部に水が入り込まないようにする大事なパーツです。
ルーフモールは、天井部と側面部の溶接個所を隠し、水の侵入を防ぐパーツです。
他にもルーフキャリーを載せるときに、キャリーの足を置く場所がここら辺、ってこともあります。
装飾の目的もありますが、保護の目的もあるので、素材が樹脂の所もあれば、ゴムが使われている所もあります。
どちらのモールも、車にとっては大切なパーツです。
車のウィンドウモール・水切りモール 樹脂やゴムの劣化、白化、色褪せ、傷みとは?
車のウィンドウモール・水切りモールなど、樹脂やゴムパーツの劣化や白化、色褪せなどの傷みについて書いていきます。
当たり前ですが、これらのモールも新車で納車された当初は艶のある黒でした。
日光や雨などを受け、時間が経過すると白くなってきます。
私の愛車も納車から5年以上が経過し、ルーフモールの劣化が進んでいました。
車のモールの劣化、白化、色褪せ、傷みの解決方法は?
車のモールの劣化(白化・色褪せ・傷み)の解決方法を考えてみました。
- 新品と交換する
- 外して塗装する
- コーティング剤を塗布する
1.車のモールを新品と交換する
1つ目は新品と交換する事です。
取り替えるだけなので、簡単で確実です。
調べたところ、86では新品が約1万円~でした。
場合によっては劣化したモールの取り外しに、コツや工具の用意が必要になります。
DIYするにはハードルが高いかもしれません…
2.車のモールを外して塗装する
2つ目は、モールを取り外して塗装し直す方法です。
新品交換よりは、費用面でのメリットが大きです。
取り外し&取付の手間、塗装技術とスペース、乾燥の為の時間が必要です。
3.車のモール&ゴム部分のコーティング剤(復活剤)で磨く
そして3つ目は、車のモールやゴムパーツをコーティング剤を使って磨く、という方法です。
費用と手間を考えると1番お手軽なので、私はこの方法を選びました。
車のモールを磨いて黒く復活させる
車のモールを磨いて、黒く復活させる行程に移りましょう。
費用と手間の両立、そんなワガママを叶えてくれる商品が販売されていました。
車のモールを黒く復活させるだけでなく、白化や色褪せ等の劣化から保護してくれる優れもの!
車のモールを磨き、コーティングすると黒が復活する!
こちらは、液剤・サポーター(固いスポンジ)・クロスがセットになっているキットです。
手順はこんな感じです。
- 施工箇所の埃などを落とし、水分の無いように拭いておく
- マスキングを施す(塗装面・ガラスに付着すると変質する可能性があるため)
ルーフモールのマスキング
塗装面とガラスに溶剤が付着しないように貼ります 後で剥がしやすいように、端を折っておくと楽です |
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ウインドウモールのマスキング
曲線部分は少しずつ貼り付けていくと綺麗に貼れます (写真の貼り方は失敗した方の貼り方) |
- 液剤の塗布(サポーターにクロスを巻いて液剤を付けて塗り込む)
- 自然乾燥させるだけ(約2時間)
仕上がりはこんな感じになりました。
効果は約6ヶ月間、ただしコンパウンド入りのシャンプーやクリーナーを使うと効果が落ちる場合があります。
私の愛車も施工して6ヶ月ほど経過しましたが、白くなることもなく良い状態を保っています。
車のモール 磨きとコーティングの注意点
車のモールを磨いたり、コーティングをする時の注意点について。
施工後に自然乾燥という工程があるので、少なくとも雨の日は避けましょう。
また、風の強い日や埃の多い場所での施工は傷の原因になるので、日や場所を変えるのが賢明です。
車のタイヤも汚れを落として ワックスを!
車のタイヤも汚れを落としてワックスを掛けるだけで、黒さが復活します!
ここもルーフと同じように最初は黒だったのに、気が付いたら黒ではくなっている部分ですね。
タイヤも時間が経つと、サイドウォールという側面の部分が茶色っぽく見えてきませんか?
これには2つ原因があります。
- 汚れが付着している
- タイヤに含まれる保護成分が反応している
1つ目は言葉の通りです。道路の土埃やブレーキダストなどの汚れが付着して茶色く見えます。
2つ目はタイヤが日光などからのダメージを受けないように、保護成分が頑張っている証拠として茶色くなります。
車のタイヤの汚れ 掃除しない方がいい? やり方は?
車のタイヤの汚れは落とさない方がいいのか?
汚れを落とす場合のやり方について書いていきます。
タイヤを洗うということは、表面の保護成分を落とす事にもなるので、それだけに注目するとタイヤは洗わなくてもOKということになります。
しかし、保護成分だけでなく付着した汚れにはタイヤの劣化の原因となる物が含まれている場合もあります。
なので「何か、タイヤ茶色くなってきたな~」くらいのタイミングで、タイヤを洗う位にしておくのが1番です。
車のタイヤの汚れ その掃除手順と気を付ける事は?
車のタイヤの汚れを落とす場合の注意点について書いていきます。
車のタイヤ汚れ落とし、最初からシャンプーを溶かした水をブラシに浸けてゴシゴシ洗う人もいますが、その前に一工夫が必要です。
車のタイヤの汚れ 掃除の手順とやり方
- 水で流せる汚れを流水で落とす
- ブラシまたはスポンジに水に溶いたカーシャンプーを含ませてタイヤを洗う
※固いブラシの場合は力を入れすぎると表面に傷ができ、返ってタイヤを痛めてしまします - シャンプーの成分が残らないように水ですすぐ
- 水分をクロス等で拭き取る
BEFORE | AFTER |
ブレーキダストや保護剤で茶色くなっているタイヤが、洗浄&ワックスで綺麗になりました。
一緒にホイールも洗浄すると見た目の差は大きいです。
車のタイヤの汚れ 掃除で気を付ける事
ボディ用のスポンジとタイヤ用のスポンジは必ず使い分けをしましょう。
タイヤ洗浄用のブラシも販売されています。
一緒にしてしまうと、スポンジに絡んだ砂や小石でボディに傷ができてしまいます。
車のタイヤの汚れ 掃除後の仕上げにワックスも!
車のタイヤの汚れ落とし、綺麗なタイヤになったら、いよいよワックスがけです。
スプレーするだけのタイプや付属のスポンジに塗布して塗り込むタイプと種類も豊富です。
私はスポンジで塗り込むタイプのこちらを選びました。
スプレータイプは楽ですが、ホイールやボディに付いてしまった時の事を考えると…
塗り込むタイプで気を付けながら施工する方が楽だと感じました。
他にもこんなタイヤワックスが販売されています。
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タイヤにスプレーするタイプ
耐久力の高さと艶が長所 |
ブラシにスプレーするタイプ
水性でも耐久力が高い |
タイヤ以外のパーツにも使える
守備範囲の広さが強み |
施工のしやすさを売りにしている商品もあれば、黒さが長持ちする成分を売りにしている商品もあったりと種類は豊富にあるので、ご自分の使い方に合いそうなものを選んでください。
車のモールの黒が復活! 車のタイヤも汚れを掃除して落とし、ワックスで劣化防止を!
年末の掃除や行楽シーズン前の準備として、普段以上にしっかりとしたメンテナンスをしたいな!
というタイミングに合わせて、モールやタイヤ等のパーツのコーティングをしてみてはいかがでしょうか?
艶のある黒が、あなたの愛車をよりスタイリッシュにカッコよくしてくれますよ。
他にも未塗装部分の樹脂パーツのコーティングやヘッドライトの黄ばみ取りもおススメです!
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