車の暑さ ルーフの雨音がうるさい人向け! 対策をDIYでやってみた

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カスタマイズ

夏場の車内の暑さ、ルーフに落ちる雨音への対策をDIYでやってみました。

チャレンジしようと考えている方の参考になると嬉しいです。

(注)DIYする場合は自己の責任の元で行ってください

 

 

 

 

日差しが強くなると、屋外にある車の中は高温になります。

その元になる熱のいくらかは、ルーフを伝って車内に入ってきます。

 

 

 

 

雨のルーフに当たる雨音も、何とかしたいと思う時はありませんか?

DIYで施工して2年程経過していますが、備忘も兼ねて記事にしてみました。

 

車の暑さ対策とは?

 

 

まず、車の暑さ対策について書いていきます。

具体的に何をするか?

 

 

 

 

それは「断熱材を貼る」事です。

格安DIYとしては100円ショップのアルミのレジャーシートを使う方法が知られています。

車中泊でもお馴染みのアレです。

 

 

 

 

熱を返すアルミ、発砲スチロールでルーフの熱を断熱する、という仕組みです。

今回は、断熱と遮音の両方の効果のある、こちらを使用しました。

 

 

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片面に糊が付いているので、剥離紙を剥がして貼り付ける事が出来ます。

次に雨音の遮音についてです。

 

 

雨音がうるさい その対策は?

 

 

次は雨音がルーフに当たる時の音対策です。

遮音材を貼り付けて音が響くのを抑える方法を選びました。

 

 

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購入した遮音材は、カットされていないロールの状態でした。

 




 

ルーフの大きさに合わせて型紙を作り、それに合わせてカットしました。

 

 

 

 

遮音材にはブチルゴム、というゴムが使われている物があります。

手や服に付くと落ちにくいので、汚れても大丈夫な服装で作業しましょう。

 

 

 

 

ちなみに、手に付いたブチルゴムはマニュキアの除光液を使うと取りやすいです。

肌荒れしやすい人は手袋等を着用した方が良いです。

 

 

 

 

遮音材はカット済の物であっても、準備が必要です。

貼り付け位置と量を決めておく事が大切です。

 

 

 

 

実施前のリサーチで貼り付ける目安は、対象とする部分の面積の30%程度という事がわかりました。

過剰に貼っても遮音性能は必ずしも比例はしないようです。

 

 

 

 

過剰に貼ると重量が嵩み、燃費に影響します。

何事も「ちょうどよい」が大切、という事ですね。

 

 

車の暑さ ルーフの雨音対策 DIYの手順

 

 

では、実施した車の暑さ、ルーフの雨音対策のDIYの手順を書いていきます。

 

 

手順① バッテリー端子(マイナス)を外す

 

 

まず最初に行うのは、バッテリー端子を外す事です。

ピラー部分にエアバッグを搭載している車は必ずこの手順を行いましょう。

 

 

 

 

バッテリー端子を外した後は、少し時間を空けましょう。

余談ですが、この作業に合わせてドラレコを付け替えました。

 




 

手順② ルーフライナー ピラー等を外す

 

 

次にルーフライナー、ピラー等を外します。

YouTubeやブログ記事などで、車種ごとの外し方が紹介されています。

 

 

 

 

無理やり外すと破損や折れ筋が発生してしまいます。

取り外す物や場所の確認をしてから外していきましょう。

 

 

 

 

86の場合はバックミラー、サンバイザー、Aピラーを外してからルーフライナーを外しました。

この時は、室内灯の配線がルーフライナー裏に貼り付けられていました。

 

 

 

 

外す時は目視で確認しながら行うと断線しにくいです。

他にマイナスドライバーを使って外すタイプのピン等もありました。

余談ですが、この作業に合わせてドラレコを付け替えています。

 

 

手順③ 脱脂する

 

 

次に脱脂します。

遮音材や遮熱材がしっかり貼り付けられる様に調えていきます。

 

 

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上方向に向かって脱脂剤をスプレーします。

必ずゴーグル・マスクの着用をしてから作業しましょう。

 

 

 

 

この時に、遮音材を貼り付ける面積をメジャーで測っておきましょう。

購入した遮音材がカットされていない場合、計測の結果から必要な量をカットしておきます。

 

 

 

 

私の場合は、ここで一度作業をストップしました。

必要な遮音材の大きさ、枚数を計算してカットしました。

 




 

手順④ 遮音材を貼り付ける

 

 

次に遮音材を貼り付けます。

ルーフは鉄板部分と骨部分で構成されています。

(施工当時の画像は削除しているので、インスタグラムにアップしている物を載せています)

 

 

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音の響きやすい鉄板部分に貼り付けました。

しっかり圧着させる為に、圧着ローラーを使用しました。

 

 

手順⑤ ドラレコ配線を設置する

 

 

次にドラレコの配線を行いました。

この作業に合わせてドラレコを取り付けない場合は、この手順はスルーしてください。

 

 

 

 

この時は、リヤウインドウに新たにドラレコを取り付けました。

配線は、エアバッグの動作の邪魔にならない様に設置しました。

ドラレコの取付位置を考えて配線をする事もポイントの1つです。

 

 

手順⑥ 遮熱材を貼り付ける

 

 

次に遮熱材を貼り付けていきます。

この時は、ビニール袋を広げてくっつけて、大まかなサイズを測りました。

その大きさに合わせてロールから切り出し、貼り付けました。

 

 

 

 

今回、1枚の遮熱材を貼り付ける方法で行いました。

余った部分が出来てしまい、ハサミ等で切って整えました。

 

 

 

 

鉄板部分と骨部分で切り分けて貼り付けても良かったかもしれません。

遮熱材の貼り付けには圧着ローラーは使用していません。

遮熱材を貼り付ける時は、ルーフライナーを戻した時にネジ止めできるかを確認しましょう。

 




 

手順⑦ ルーフライナー ピラー等を戻す

 

 

最後にルーフライナーやピラー等を戻します。

この時、サンバイザー付近に貼り付けた遮熱材が邪魔になってしまいました。

 

 

 

 

結局、邪魔になっている部分の遮熱材のスポンジをカッターで削って調整しました。

この時にリヤウインドウのドラレコを取り付けて、配線を接続しました。

一番最後に、バッテリー端子を戻しましょう。

 

 

車の暑さ ルーフの雨音対策 準備するものと注意点

 

 

最後に車の暑さや、ルーフの雨音対策に準備する物、注意点について書いておきます。

 

 

作業前に準備するもの

 

 

  • ゴーグル、マスク、手袋、汚れてもよい服装
  • 脱脂剤(シリコンオフ等)、拭き取り用クロス(使い捨て推奨)
  • 圧着ローラー、ドライバー(+・-)、ハサミ(カッター)
  • 遮熱材、遮音材、強力両面テープ(粘着シートではない場合)
  • メジャー

 

 

脱脂する時に、ルーフの塗装の色がクロスに移ります。

拭き取り用に使うクロスは100円ショップ等で購入できる使い捨ての物をお勧めします。

 

 

 

 

強力両面テープは、アルミレジャーシートを遮熱材として貼り付ける場合に必要です。

遮熱材に糊付けされている場合は不要です。

 

 

作業時の注意点

 

 

実際に作業した時に感じた事を注意点として書いていきます。

 

 

注意点① 熱中症対策

 

 

1つ目は「熱中症対策をする」です。

冬や日陰で風通しの良い場所で作業する場合は問題ありません。

 

 

 

 

日差しが強くなる時期の作業は、適切な休憩と水分補給を忘れずに行いましょう。

車内での作業も多いので、扇風機で風を送るなどの工夫があるといいですね。

 




 

注意点② 戻しておいた方が良いピラーがある

 

 

2つ目は「戻しておいた方が良いピラーがある」です。

86の場合は運転席側のAピラーがこれに当たります。

 

 

 

 

私の場合は、作業できない日もあり、期間として1週間ほど掛かりました。

この時に、Aピラーを外したままにしていました。

 

 

 

 

最後にピラーを戻すと、爪の掛かりが甘く、気温の高い日は外れる様になってしまいました。

作業した時期が6月後半だったので、日中の高温で変形してしまったようです。

 

 

 

 

ディーラーで有償交換してもらえると思います。

…が、メンテナンスに出した時に言うのを忘れてしまい、そのままです。

 

 

 

 

雨音の比較を動画で撮影しています。

元データは無いので、インスタグラムにアップしている動画を載せています。

 

 

 

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施工前までは、ルーフに落ちる雨音が響いていました。

施工後は雨音が響かず、高さも低くなったように感じました。

ルーフをコツコツと叩くと、違いが分かりやすかったです。

 

 

 

 

遮熱の効果は、ルーフの熱が伝わりにくくなりました。

ルーフライナー付近のモヤっとした感じが弱くなりました。

 

 




 

 

 

 

今回はルーフだけに施工をしています。

ガラスへの遮熱フィルム貼付やリヤボンネットにも施工すると効果的です。

車中泊でのも効果を感じられそうなので、試してみてはいかがでしょうか?

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【追記】

ルーフアンテナがある場合、ルーフとアンテナベースの間にゴムが咬ませられています。

ゴムの劣化によりルーフ内に水が入り込む場合があるようです。

この記事の様な施工をされる場合、漏水対策(シール材塗布など)をしておきましょう。

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『日差し対策はコレから! サンシェードについて』

『クーラー使うシーズンになったらこれ、エバポレーター洗浄』

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