初心者マーク 義務期間はいつまで? つける位置や違反などについて

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情報

初心者マークの義務期間はいつまでかご存じですか?

つける位置や義務違反について書いてみました。

 

 

 

 

初心者マーク(若葉マーク)とは

 

 

初心者マーク(若葉マーク)と一般に呼ばれていますが、道路交通法では「初心運転者標識」と表記されています。

運転免許を取得し、車を運転した経験のある人であれば見たことのある、あのマークです。

 

 

 

 

私が地元で免許を取得した時には、免許証と一緒にもらった記憶があります。

地域によって異なり、妻が免許を取得した時には、もらわなかったそうです。

 

 

 

 

初心者マークで覚えているのは、遠出の際に父から運転を交代する時、これを貼り付けて運転した事くらいです。

 

 

初心者マーク(若葉マーク)の表示義務について

 

 

道路交通法には、初心者マーク(若葉マーク、正しくは初心運転者標識)の表示義務について以下の通り書かれています。

 

 

(初心運転者標識等の表示義務)
第七十一条の五 第八十四条第三項の準中型自動車免許を受けた者で、当該準中型自動車免許を受けていた期間(当該免許の効力が停止されていた期間を除く。)が通算して一年に達しないものは、内閣府令で定めるところにより準中型自動車の前面及び後面に内閣府令で定める様式の標識を付けないで準中型自動車を運転してはならない。
出典:『道路交通法』
つまり、免許を取得後1年間は標識を付けての運転が義務づけられている、という事ですね。
義務とされている期間は、1年間(ただし免許停止の期間を除く)です。

初心者マーク つける位置や枚数について

 

 

初心者マークをつける位置や枚数について書きます。

道路交通法施行規則に規定されています。

 

 

(初心運転者標識等の表示)
第九条の六 法第七十一条の五第一項から第四項まで及び第七十一条の六第一項から第三項までに規定する標識は、地上〇・四メートル以上一・二メートル以下の位置に前方又は後方から見やすいように表示するものとする。
出典:『道路交通法施行規則』
地上から0.4~1.2メートルの間、前方と後方の見やすい位置につけましょう。
前方はボンネット、後方はナンバープレート周辺に表示している車を多くみかけます。
気を付ける点としては、ブレーキランプ等の灯火類に被らないようにつける事です。
つける枚数に決まりはないので、前後合わせて2枚が最低限必要です。



初心者マーク 種類とつける場所について

 

 

初心者マークの種類と、つける場所について書いていきます。

つける場所の範囲については、先ほど書きました。

 

 

 

 

車により初心者マークを上手くつけられない場合もあります。

そこで、一般に販売されている初心者マークを、種類ごとにつける場所と合わせてご紹介します。

 

 

①初心者マーク マグネットタイプ

 

 

1つ目は、マグネットタイプの初心者マークです。

マグネットなので、前後ボンネットにつけましょう。

 

 

 

 

注意点は、日焼け跡ができる可能性があります。

運転時のみつける、等の対策が必要です。

最近の車には、マグネットタイプではつけられない車種もあるようです。

 

 

②初心者マーク 吸盤タイプ

 

 

2つ目は、吸盤タイプの初心者マークです。

車内側のガラスにつけて使用します。

 

 

 

 

注意点は、リヤガラスにのみ使用できるという点です。

フロントガラスには付けられません。(車検シールなどに限られています)

 

 

 

 

③初心者マーク ステッカータイプ

 

 

3つ目はステッカータイプの初心者マークです。

貼って剥がせるので、マグネットタイプがつけられない車にも使用できます。

 

 

 

注意点はマグネットタイプ同様、日焼け対策をする必要があります。

初心者マークはカー用品店やネット通販、百均ショップで購入できます。

運転する車に合うタイプの初心者マークを使用しましょう。

 

 




 

 

初心者マーク 表示義務に違反したら…

 

 

初心者マークは免許を取得して1年間は表示する事が義務付けられています。

これに違反したら…について調べてみました。

 

 

 

 

まず、表示義務違反(正確には「初心運転者標識表示義務違反」)の減点について

基本は1点の減点ですが、酒気帯びの場合は14または25点の減点です。

酒気帯びの場合は、回数に関わらず免許停止処分が確定しています。

 

 

 

 

罰金については、4,000円が科せられます。

警視庁HPの「運転免許関連」から階層を降りていくと、一覧で確認できます。

 

 

 

 

リサーチで、初心運転者以外の運転者が知っておくべき義務を発見しました。

違反した場合は「初心運転者等保護義務違反」により、減点と罰金が科せられます。

 

 

初心運転者等保護義務違反とは? 点数と罰金について

 

 

これはマークの表示のある運転者に対して、幅寄せや車間距離を取れない車線変更を行う事で違反と見なされます。

分かりやすくは「煽り運転に似た運転」をすると違反です、といった感じでしょうか。

 

 

 

 

違反者の運転する車両により罰金が変わります。

点数は表示義務違反と同じ1点(酒気帯びは14or25点)です。

罰金は、5,000~7,000円が科せられます。

 

 

 

 

マークについては、初心者マークの他に仮免許運転者、聴覚障害運転者、高齢運転者の表示がある運転者が対象です。(下は聴覚障害者マーク)

 

 

 

 

マーク表示に関わらず、車間距離を取るなど安全運転を心がけるのが大切です。

 

 




 

 

初心者マーク いつまでが表示義務なのか?

 

 

初心者マークは、免許取得から1年間が義務期間と書きました。

しかし、1年間を超えた場合は無理に外す必要があるのでしょうか?

 

 

 

 

結論としては「無理に外さなくても良い」です。

外すことについては、道路交通法には書かれていません。

 

 

 

 

本来は「運転に慣れていない」事を周囲へ知らせる為のマークです。

1年間が経過しても、慣れが必要と考えられる場合は、表示を続けた方が良いでしょう。

 

 

 

 

反対に、ベテランと呼べる運転歴の場合は、つけるべきではないと考えられます。

初心運転者の心持は、忘れず持っていていただきたいですね。

 

 

 

 

例年4月や8月には、初心者マーク表示の車を多く見かけます。

 

 




 

 

反面教師ではなく、良き手本となれるような安全運転を日頃から心がけましょう。

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