OBD2とは? レーダー探知機以外のチューニングの効果とは? マルチメーターの方が燃費向上に効果的?

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OBD2(正しくはOBDⅡ)ってご存じですか?

レーダー探知機の電源として以外にも、チューニングによる燃費向上の効果があるとか、ないとか…

そんなOBD2について調べてみました。

 

 

 

 

OBD2とは

 

 

OBDとは、「オン・ボード・ダイアグノーシス」の頭文字を取った名称です。

自動車各部のECU(コンピューター)にプログラムされている自己診断機能の事を指します。

 

 

 

 

これは、各部のセンサーが異常を感知した時に、異常を記憶し警告灯などで運転者に知らせるという働きをしています。

最初、OBD1では各メーカーが独自の通信規格でこのシステムを作成していました。

 

 

 

 

そのため、同じエラーコードでも実際の異常は、メーカーにより全く異なる事を指している、という弊害がありました。

この規格を統一(5種類のどれかの通信規格を備えていればOK)したものが、OBD2です。

 

 

 

 

この通信規格は、16ピンのソケットに診断機を接続して、エラーコードを調べるという使われ方をしています。

私は、海外の中古車再生の番組で、そのシーンを見たことがあります。

 

 

OBD2 レーダー探知機としての活用

 

 

OBD2のソケットは、異常の診断以外にもレーダー探知機の電源として活用されています。

私もレーダー探知機をOBD2のソケットに接続して、使用しています。

 

 

 

 

OBD2に接続すると、電圧などのメーターパネルでは確認できない情報を表示する事ができます。

過去のバッテリー上がりを教訓に、車両電圧の可視化からバッテリーの健康状態を把握するようになりました。

 

 

 

 

レーダー探知機以外にも、スロットルコントローラーを接続している人もいます。

故障など異常の診断以外にも、活躍してくれる便利なソケットです。

 

 




 

 

OBD2 マルチメーターで燃費向上?

 

 

OBD2のソケットに接続する事で、レーダー探知機のように様々な情報を表示させるメーターがあります。

このメーターの機能が、燃費向上に活用できる、という記事をリサーチ中に発見しました。

 

 

 

 

その機能とは「燃費計」の機能です。

最近の自動車には標準で搭載されている場合が多いです。

 

 

 

 

86にも瞬間燃費と平均燃費の表示があります。

特に瞬間燃費は、その瞬間のアクセル開度による燃費が表示されます。

 

 

 

 

なので、アクセルを踏み込んでいる時の瞬間燃費は、悪い数値が表示されます。

その数値を見ると、巡航速度に達してすぐにアクセルを浅くするようになりました。

 

 

 

 

瞬間燃費を表示していると、燃費を意識した運転をするようになりました。

例えば、夏場はエアコンを動かすので、リッターあたり1km程度、燃費が悪くなった、などです。

 

 

 

 

マルチメーター導入による燃費の可視化は、心理的にエコドライブへの影響力が大きいです。

燃費計の表示など、意識した事の無い人は試されてみてはいかがでしょうか?

 

 




 

 

付けるだけ? OBD2のチューニングで燃費アップは本当?

 

 

OBD2の活用方法には、付けるだけで燃費やパワー向上の効果のあるアイテムが存在します。

「実際に効果があった」と、「全く効果を感じない」というレビューがあります。

 

 

 

 

これを付けて走行する事でECUのマッピングを最適化、チューンアップするという仕組みです。

元々のECUにマッピングの中で最適な物を設定する機能がある、と思っていましたが…

 

 

 

 

と言う事で、実際に購入して確かめる事にしました。

今回購入したのは、こちらです。

 

 

 

 

取り付け後すぐに効果があった、というレビューのある商品です。

手順では、取り付け→リセット→学習(200km程度の走行)の後に効果が表れるようです。

 

 

 

 

運転者の癖を学習するので、通勤などの使用頻度の高いルートで200kmの学習走行が良さそうです。

取付と設定は、以下の手順で行いました。

 

 

 

 

  1. エンジン始動前にOBD端子にSUPER OBD2を接続する
  2. (プッシュスタートの場合)ブレーキを踏まずにスタートボタンを1回押す
    (イグニッションキーの場合)キーを挿入し、ACCの位置まで回す
    ※アクセサリー電源が通電する為の操作、取扱説明書を確認してください
    ※この時にエンジンを始動しない(エンジンはOFFのまま)
  3. 約5秒後にSUPER OBD2がエンジンと接続を完了させる
    ※OBDランプが点滅します
  4. エンジンを始動する
    SUPER OBD2が自動で運転週間の読み取りを開始します

 

 

 

 

他の車に接続する場合はリセットをして、接続の手順をする様です。

リセットの場合は、リセットボタンを5秒以上長押しします。

(ランプの点滅などの記載が無いので、リセット完了の動作は分かりません)

 

 




 

 

 

 

現在の私の通勤ルートが、片道約10kmです。

10日間程度の走行で学習期間が満了なので、改めて別記事に結果を書く予定です。

 

 

 

 

今回テストに使用したアイテムは、手頃な価格の物でした。

本格的なアイテムでは、数万円という価格の物もあります。

 

 

 

 

高価格帯の物は、燃費改善よりも、サーキット走行をする方向けのチューニングアイテムという印象が強いです。

不適合な車種もあるので、購入の場合はメーカーHPで忘れずに確認しましょう。

 

 

 

 

また、この手のアイテムは、分岐ケーブルでは機能しない場合があるようです。

すでにレーダー探知機などでOBD2ソケットに接続している機器がある場合は、それらを外して装着するのが確実です。

 

 

OBD2チューンについて

 

 

今回購入したアイテムは、運転の癖を学習し最適なマッピングに書き換える、という機能でした。

本来は、ECUの学習履歴をリセットさせるので、その為にバッテリー端子を外す必要があります。

 

 

 

 

その手間を省いて最適化できるのは、楽だな~と感じました。

(バッテリー端子外すと、ナビの設定やオーディオプリセット、時計もリセットされてしまいますから…)

 

 

 

 

このことから、中古車を購入して前オーナーの癖などをリセットする、という使い方もできます。

他にも、転勤で通勤ルートが変わった場合は、使ってみる価値はあるかもしれません。

 

 

OBD2 Bluetoothでスマホを燃費計に

 

 

OBD2に接続するメーターなどのアイテムは、ケーブルの配線という手順が不可避です。

これを解決できる方法として、Bluetoothで通信できるアイテムが存在します。

 

 

 

 

これとスマホアプリを使用する事で、簡単にスマホに燃費計を表示させることができます。

「配線の事を考えると…」という人におすすめです。

 

 




 

 

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